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2020/05/26

知っているようで、知らない!ほめると子どもはなぜ伸びるのか
「子どもはほめると伸びる」とよく言われます。ほめることを積極的に取り入れているご家庭も多いと思います。それがなぜなのかと聞かれたらどうでしょうか? 意外と知らない「ほめると伸びる」のカラクリについて、心理学を使ってわかりやすく説明していきます。ほめるとやる気スイッチが入る…でもどうして?「ほめると伸びる」は、常識といってもいいくらいよく知られています。では「どうして伸びるのか?」と聞かれたら、その理由は何なのでしょうか。「ほめてほめて、ほめまくる」という変わった塾もあるようですが、噴飯物です。個別指導塾の個人塾ですから、同じミスを何度も繰り返したらきちんと指摘します。理数指導について問われていることをよく理解できるよう個人塾・個別指導塾としての責務があります。

①ほめられると嬉しいから?②やる気スイッチが入るから?③ポジティブな気持ちになるから?④自己肯定感とか、自己効力感とか?どれも合っています。ただ、”やる気スイッチ“なるものは、体のどこかについているボタンではなく、みんながなんとなく「ありそうだ」と感じている架空のスイッチです。そのため、親も手探り状態です。巷で言われている「ほめると伸びる」の原理を、論理的に「ほめ伸ばし」を明らかにしてみたいと思います。
ほめると伸びるカラクリは“強化の階段”何かが伸びるという現象を表すのに最適なのがグラフです。身近なところでは子どもの身長や体重。折れ線グラフを用いると見やすいですね。グラフ上では、全体像が右肩上がりだと“伸びている”ということになります。

「ほめると伸びる」も同じで、子どものある行動を右肩上がりに伸ばしていくことを指します。正しくは、右上に伸びている階段を上っていくイメージです。この階段の1段1段で、「強化」という現象を起こせると、その子は伸びていきます。その1つ1つの強化を起こすきっかけが「ほめ」です。これが俗に言う「ほめると伸びる」というしくみです。自分が取った行動に対し、良いことが付随すると、その行動は繰り返されやすいことがわかっています。逆に、何かやって嫌な結果がくっついてきたら、その行動は減っていきます。

何がおまけについてくるかでその行動が増減する現象はイメージしやすいのではないでしょうか。『ある行動』⇒『良いことが起こる』⇒『次も繰り返す』このカラクリで結果として行動が増えたら、「正の強化が起こった」と言います。「ほめると伸びる」のカラクリでは、お子さんが取った行動に対し、しっかりとほめることで、次も繰り返す導線を作れるというわけです。その導線を理数につけるための個人塾であり、個別指導塾です。

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