効率のいい勉強法
音読勉強法
どれだけ普段は意欲がある人でも疲れが溜まるなどして「どうしても今日は勉強のやる気が起こらない」という日もあるでしょう。
そんな日に試してほしい勉強法が、「音読勉強法」です。
やる気が起こらなくても、とりあえず学習内容を声に出して音読してみるのです。声を発することで脳が刺激され、やる気が引き出されて「よし、勉強しよう」という気持ちになれます。
文章録音勉強法
音読勉強法をさらなる効率的な勉強法に変えられるのが、「文章録音勉強法」。音読勉強法の延長線上にある勉強法と言えるでしょう。
テキストの内容をまず音読してそれを録音し、隙間時間に録音した内容を聞いて学習するものです。
やる気の出ない日の勉強のスタートとして、テキスト1ページ分を音読し、それを録音する(5分程度)その録音内容を、通勤通学の移動時間などを利用して、ヘッドフォンなどで聞いて学習する。
もし理解力が上がってきたら、自分の言葉で解説した内容を録音するのもおすすめです。つまり、自分専用のオーディオテキストを作成するようなイメージです。声に出すことでアウトプットの場にもなるので、さらなる理解力向上につながります。
教科書7回読み勉強法
東京大学法学部を首席で卒業し、現在は弁護士として活動する山口真由さんの勉強法です。この勉強法の基本はその名の通り、「教科書を7回読む」もの。
1〜3回目は、教科書の内容を読み、出題範囲を把握する作業。そして4〜7回目は、「教科書のここにこの内容が書かれている」のを確認する作業です。
理解度は3回目までほぼ横ばいです。しかし4回目から急に理解度が上昇し、7回目に到達する頃には、細かい部分まで理解できるのだといいます。
この勉強法に適しているのは、社会・英語・理科などの、暗記を必要とする教科です。
ミニマム勉強法
「仕事の関係で、急に資格の勉強をしなければならなくなった」「試験まで1ヶ月もない」そんな場合におすすめしたのが、この「ミニマム勉強法」です。
ミニマム勉強法のポイントは以下3つ。
使う問題集は1冊のみ
問題を解く前に解答を読む
必要箇所だけテキストを読む
出題範囲の膨大な資格勉強の場合、問題集1冊でもかなり分厚くなるでしょう。分厚いテキストを見るだけで、「あと1ヶ月で終わるはずない」とモチベーションが下がってしまいます。
そのような場合は、単元や科目ごとに問題集を裁断してしまうのもおすすめ。一つ一つを切り分ければ、厚みが軽減され、勉強に向かうモチベーションを保てます。
そして問題集を解く際は、解答を見ながら問題を解いていきます。そして、以下の3つで問題に印をつけていくのです。
問題を読むだけで解けた…●
解説を読んだので次から自分で解ける…●
解答を見ないと解けなかった…○
上記のように印をつけて繰り返し○の問題を解き、自分で解けるようになったら○を塗りつぶし●にしていきます。
また○(解答を読まないと解けない)と判断した問題は、テキストを読んで理解を深めます。
★五感をフルに使うことは、大切ですね。
特珠算は塾の金づる
中学受験で特殊算は特に必要ありません。塾に行かなければ特珠算は小学校で習いません。
(中学然りで、ある有名難関中学では、数学授業の初っ端なに、今まで受験で習った算数の解き方すべて忘れて下さい、と言われる)
当然、中学受験で特珠算を知らなくても、高校、大学と進むに何ら問題はない。
それを、小学生にはと延々、バカみたいな時間をかけてこの特珠算を教える。たとえば面積図、比、あまたの線分図・・等々。こんなの負の考え方さえ、きちんと教えればすべて方程式で解いていい。
(別に中学受験の算数のすべてが方程式で解ける、と言ってるわけじゃない。むしろ難関校レベルの出題は方程式で解けるような、簡単な問題はまず出ません)
言いたいことは、子供の貴重な学習時間をいかにこの特珠算を覚えさせるために費やしているかということです。
これなら方程式を教えた方がどれだけ効率的かわかりません。
この馬鹿げた特珠算をネタに、どうだ親は教えられないだろう、だから塾じゃないとだめなんだと。(これで親は塾のいいお客さんになって大金を貢いでいるのです)
(負の数の理解を含めて)方程式の指導なんぞ、塾の馬鹿げた膨大な特殊算指導時間からみたらどの親も容易に教えられるはずです。
先の見えないこの不安な世情、こんなくだらない山ほどの特殊算、撲滅運動を起こしたい。
もういい加減、小学校教育も(英語教育の導入・プログラミングもいいけど)、この雨後のタケノコのように乱立する親の脛をかじって離さない塾業界をのさばらさないため、小学校算数教育課程の革新を図って欲しいものです。
特殊算は頭脳の発達に役立つなんて投稿はやめて欲しい。
こんな解法できる、できない、言い換えれば中学受験で通塾した、しなかったで人間の価値(高校、大学と)差がないことは明瞭ですから。
画像は、蒲生田岬です。
“学び”の本当の意味と大切さ
みなさんは、授業を受けるとき、どんな気持ちでのぞんでいますか?
「ちゃんと聞いてるよ!」という人もいれば、「早く終わらないかな…」と思っている人もいるかもしれませんね。でも、同じ時間、同じ授業を受けていても、「どんな気持ちで学ぶか」によって、得られるものは大きく変わるんです。
「知りたい」「分かりたい」と思いながら授業を受けると、頭の中でいろんなことがつながって、もっと深く理解できます。逆に、「めんどくさいな」と思っていると、大切なことも耳に入らなくなってしまいます。
たとえ難しい内容でも、「できるかな?」「やってみよう!」と思うことが、学びの第一歩になります。挑戦する気持ちがあると、失敗も経験になり、成長につながっていくのです。学ぶことは、じぶんの未来をつくること。知ること、考えること、チャレンジすることは、全部じぶんの力になります。
これからも、「知りたい」「やってみたい」という気持ちを大切にしてくださいね。どんなことでも、あなたの学びにつながっています!
そして、学ぶってけっこうおもしろい!って思えるようになったら、それはもう、あなたが一歩前に進んでいる証拠です。
~ところで~中学受験問題のはらむ「気持ち悪さ」
中学受験の入試問題には明らかに中学・高校の範囲が出ています。
国語は、もはや漢字さえ小学校の範囲を逸脱していなければいいとばかりに、大学受験生が読むような文章が出るのは当たり前。
理科は、注釈付きながら「硫酸銅五水和物」「浸透圧」などが出るのは当たり前。
社会は、すみません専門外なので省略(汗)。
そして、算数。
明らかに方程式で解いた方が楽でスマートな問題を、無理やりアクロバティックに代数を使わず解く問題ばかり。
「はたしてこれでいいのか?学びが嫌いにならないか?」と疑問に思い始めています。
一種の気持ち悪さ。
高校現代文・高校化学・高校物理・高校数学レベルを出しておきながら「いえいえ、小学生でも解けるはず、なぜなら(一応)文科省の学習指導要領は逸脱していませんよ」というアリバイ作りを見ているような気がする。
私は、いま、切に願っています。
どこかの私立中学が「私立なんですから、何を出そうと自由。うちは『方程式』『ルート』『高校化学・物理』を出しますよ」と、腹をくくって出題してほしい、と。
「塾選びに失敗した!」のはどんなとき?
仲良しの友だちが通っていたから、名前が有名だったから、授業料が安かったから、人気校の合格実績がよかったから......塾を選ぶ際に決め手となるポイントはさまざまですが、安易に塾を決めてしまって後悔した方は大勢います。 実際に「塾選びに失敗した!」と感じたケースはどんなものがあるのでしょうか?
部活が忙しく、塾の授業についていけなくなり、勉強のやる気がなくなった。塾のテストでは点数が取れるのに、学校の成績があがらない。お受験の特殊算ばかりで、文科省の指導要領に沿ってないから、授業で役立たない。基礎基本の徹底ができない。先生との相性があまりよくないと感じる。複数同時だから、わからない点があっても、どんどん授業が進むので質問しづらい。
このような状況におちいっていると、現在の塾に通い続けるのはもはやデメリットにしかなりません。一度、塾側との面談の機会を設け、環境の見直しをはかる必要があります。では、どのように見直すべきでしょうか?
ポイント
①先生がコロコロ変わらない
"塾の質は先生の質"といっても過言ではありません。「生徒の成績をアップさせる」結果と実績を持った先生が多く在籍している塾は、安心感があります。指導者(たいていは学生アルバイト)がコロコロ変わる塾は避けた方が良いでしょう。
②予習型の授業を行っている
学校の授業をしっかりお子様に理解してもらうためには、塾で予習することが大切です。
その上で、弱点を補ってくれる塾かどうか。
③春期講習、夏期講習、冬期講習など、次々とお金がかかることをさせようとする。
④個別指導と言いながら、5人~10人の複数同時指導になったりする。「通い放題」は、お子様にとっても、他の生徒さんにとっても、なんら良いことはありません。個別とは「完全マンツーマン」を言うのであって1:2でも、個性のある子どもさんをのばすのは困難です。
●今まで勉強してこなかった人が全力でやった時の勉強量より、小学生の頃から勉強してきた人が息抜きしながらやった時の勉強量のほうが多いということはよくある。一度トップ層の基準を知らないと自分の基準が高いのか低いのか気づけないかも。
塾の役割
塾の役目は「成績向上・志望校合格」です。~とともに「学びの楽しさ」をつかんでもらうために、より分かりやすい指導と、より学習効果の高い学びの策定に取り組んでいます。日々の不安や悩みを解消する場でありたいし、それも塾の使命だと思います。
保護者から「サクシードに通って成績が上がった」と評価されるのは嬉しいことですが、それ以上に「塾に楽しそうに通っている」「以前より子どもが明るく、意欲的になった」と言われる時、心からこの仕事を選んで良かったと思えるのです。
学生時代は長い人生において、土台作りの時期かもしれません。しかし、生徒にとっては一日一日が掛け替えのない人生の一コマです。その日々を明るく前向きに過ごせる支えとなることが、塾の存在価値だと私たちは確信しています。
学びの楽しさは、「もっと知りたい!」「もっとワクワクしたい!」という知的好奇心です。子どもは、知的好奇心を育てるとともに、勉強のやり方を丁寧に教えていくことから育ちます。生涯にわたって活かせる勉強のやり方と粘り強さを身につけてもらいたいと考えます。
【好機】物事にはタイミングがある。
なんであのとき断られたのに、今はOKなの?
そんな経験ありません?!
「学び」にも好機が~