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2020/07/21

問題を解く「4つの手順」
問題を解くためにはいくつかの手順を踏んでいます。それは,問題に出会ってから,
①問題文を読んで,その内容を理解する
②問題の題意を読み替える
③解答に向かって目標を立てる
④式を変形したり,計算したりして解答をまとめるという4つの行動です。
では,これらの手順を追っていくには何が必要でしょうか。
まず,①ですが,「問題の構造を分析して正しくとらえる」「定義・定理・公式を正しく思い出す(記号や術語の定義をきっちり復元する)」「条件を正しく把握する」ことが必要です。本書の狙いも,まさに記号の定義を復元することにあります。
次に,②には,「視点を変えて,自分で理解できる言葉で言い換える」「式や等式を関数に翻訳し,グラフを書いて題意を視覚化する」「図や表をつかいこなす」これらの力が必要です。
そして,③には,「問題の内容を論理的に展開できる力」「類似問題を連想し,利用する力」「一般化された式を具体化して様子を見る力」が必要です。
終わりに④には,「手法を選択できる力」「目標に向かって具体的に展開できる力」「設問を活用していく力(段階的に考えるヒントになります)」が必要です。つまり,問題全体の流れを見極める力があってこそ,4つの行動が可能なのです。
問題を,ある場合は大局的にとらえ,ある場合は局所的におさえて,遂行力(計算力とも演習力ともいえます)を発揮することが大切です。数学や理科にも通じます。個別指導塾サクシードで遂行力を養ってください。

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