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2020/08/08

「なぜ学校で数学・理科を勉強するのか」№4

非常に消極的ですが、理系に進む可能性が1%でもあるのであれば、その可能性を潰さないというのが、私が考える科学を勉強する理由です。

国語を除くすべての科目は、ある個人にとっては全く意味のない知識となる可能性を秘めていますが、それでも勉強するのは、その方面に進む可能性が、多くはなくとも必ず残っているからです。日本語ですら、ある一定以上の能力は求められない場合が多いのです。(漢検1級とか)

ここまでが、個人が科学を勉強する理由です。科学を勉強させるということは日本という国として見ても、産業を守るためにも必要なことです。製造業や通信業など、理系の知識を使う産業が日本を支えています。

誰かがその仕事をやっているし、誰かがやらなければならないのです。これから大人になる人の中の誰かも、その産業を仕事としていくことになります。

「誰か」というのがとても重要です。国としては「誰か」にその産業の担い手となってほしいわけですが、「誰か」が「誰であるか」を特定することは極めて難しいことです。
最終回に続く

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