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2020/08/12

「なぜ学校で数学・理科を勉強するのか」№5

科学を学ばせないと、その知識に触れる機会もなくなってしまうので、理系に進む人もほとんどいなくなってしまいます。自分から勉強して知識を習得しようとする人はごく僅かでしょう。

つまり、工業系産業を支える「誰か」を見つけたいから、学校で全員に科学を勉強させるのです。とりあえず全員に勉強させておけば、私のように興味をもって理系に進む人もいるし、先ほどの友人のように、その知識が必要だと後から気付く人もいます。

小売産業やサービス産業は消費者からとても目につきやすい産業なので、言い方は悪いですが、放っておいてもそこで働きたい人は出てきます。

しかし、「ものづくり」と呼ばれれる産業は普段の生活では目に見えないものが多いので、その方面を志す人も少なくなりがちです。それではとても困るのです。国が困るし、その国で生活する人も困るのです。だから、そういう産業に進むきっかけとして科学を勉強するという意味も、とても強いと思います。

まとめると、数学や理科を勉強する理由は、・理系に進むかもしれない人の科学を勉強する機会を消さない。・学生の理系に進む可能性を少しでも残して理系産業を守る。という考えです。

一般的な言われる「論理・数理的思考力を養う」というのも重要な理由の一つですね。

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