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2020/08/28

県基礎学力テストへの挑戦

9月から実施される県基礎学力テスト、中学3年生(1.2年も)にとって大きな目標のひとつです。地域の上位校を目指す中3生は、平日は5時間以上の家庭学習を、土日は毎日7時間以上の勉強に挑戦してください。

若い体力のある時期はそれだけの時間を学習に取り組んでもなんともないはずです。「夕食・入浴・トイレの生活時間」を引き算しても、たっぷりと時間はあります。この基礎学力テストで希望高校にふさわしい点数をとるために、教科の取り組みをお伝えします。

数学に充てる時間は、取り組む時間の半分以上です。数学は暗記することは最小限で済みます。その代わり与えられた条件から正解を導き出す訓練が必要です。「数学は訓練か?」と言われますが、多様な問題に慣れることから、自分なりに楽に解ける手法が使えるようになります。山へ登るルートが複数あるように。様々な解法を積み上げることが遠くて近い道のりになります。

理科は、数学の基本(足し算・引き算・かけ算・割り算の四則計算)さえできれば、第1分野のパスカル計算・密度計算など簡単に解けるはずです。

第2分野は暗記です。「なぜ・どうして」を意識し、「紙に書く」「発音する」etc.五感をフルに使いながら、繰り返し学びなおすことが良い結果につながります。社会科も時代背景や出来事を考え、理解をすることも大切ですが、「暗記」です。繰り返しますが、いちばん手間のかかる「書く」「書く時の手の感触」「書いた式や語句を目で見る」「読む」「読んだ声を耳で聞く」この五感を感じて自分の物にすることができます。

中指に「鉛筆ダコ」ができないと本物ではありません。英語はなおさらです。生まれた時から両親からどれだけの言葉を話しかけられ、毎日の生活で口にする(発音)言葉は膨大です。だからこそ、テキストを何十回も読んで読み込み、単語はコピー用紙を使い表裏にしっかりと書き込んで(一日20枚)、文法は自然とついてきます。日本語を話すときに、文法を考えながら話していますか?

今の生徒に欠けているものは、「手間を掛ける」ことです。楽なことを考えず、流されず、惰性に陥ることなく良い成果を上げられるよう期待しています。

学問に王道無し。

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