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2021/12/27

徳島県・高校進学について(中学受験も同じ)
~進学主任の考え方と、個別指導塾長(学習塾)の考え方の変遷~

進学主任の仕事は、自分の中学校から上位進学校へどれだけ多くの生徒さんを、合格させることができるのか。一人でも多く入れることが自分の責務だと考えていました。公立中学校でありながら、徳島市立高校:理数科へも2名合格させました。

城東高校は徳島県・学区制の8%ルールを廃止しました。徳島市PTA連合会が市内の生徒が優先して入れるように要請していた普通科ルールでもあります。市外(県PTA連合会)からの要望・要請が強かったのです。専門高校は、全県一区で平等です。

なのに普通科だけは学区制が敷かれていて、学区外のA学区から他の学区B校の普通科へ入るには、定員の8%の中での勝負でした。逆の場合も該当高校普通科の8%です。みなさん、徳島市内へ流入したいという希望は当然強いものがあります。

やがては、徳島市内・普通科すべてで、ルールは撤廃される。そんな時代になりました。当然、城東高校合格ラインは上がります。上がったと言っても、420点もあれば入れますし、400点で突入して合格する生徒さんもいることでしょう。

勝負は時の運も有り。430点が飛び、380点が合格する逆転現象も起こります。個人塾を経営していくうちに、考え方が変わりました。つまり、底で滑り込み「合格」しただけでは、大切な生徒さんの未来が見えてこないのです。

あちこちの大手塾では、あいかわらず「…高校○名合格」などと宣伝しています。生徒さんの将来を思うと、高校の学年での番数は、せめて真ん中以上でいて欲しいのです。授業の進度が早すぎて、下位グループでは、授業についていけないことがよくあります。

380~420点くらいなら、徳島市立高校・普通科を薦めています。つまり無理をせず、ゆとりをもった高校生活の中で成績も上げていってほしいと考えています。「映画館のお客さん」みたいに座っているだけにはなって欲しくないと。受験生のうちに、しっかりと実力を高めてくれるよう期待しています。
年明けたら、すぐに基礎学力テスト第3回ですね。
徳島市・個別指導塾(個人塾)・サクシードより

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