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サクシードブログ

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2022/2/22

徳島市・個別指導塾サクシード(理数塾)
『みんな違ってみんな良い』金子みすゞ
ある保護者様から、『先生のブログ』は興味深くて、ちょっと笑ってしまうウイットに富んだ文章です。どうしたら、そのような文が書けるようになるのでしょうかと…。
国語の点数の取り方は、答えにくいですね。中学・国語二種免許も持っていますけれど。文豪の小説を読むこと。
内容は二つに分かれる。『説明的文章』『文学的文章』です。前者は、数学と同じ。AならばB。BだからC。よって~結論。または結論が先に来て後から理由付けしていくタイプ。数学と同じ【三段論法】かも。
後者は指導するんは難しいね。
宮沢賢治の『やまなし』
小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈(げんとう)です。五月二疋(ひき)の蟹(かに)の子供らが青じろい水の底で話していました。
『クラムボンはわらったよ。』『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』『クラムボンは跳ねてわらったよ。』『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
上の方や横の方は、青く、くらく鋼(はがね)のように見えます。そのなめらかな天井(てんじょう)を、つぶつぶ暗い泡(あわ)が流れて行きます。『クラムボンはわらっていたよ。』『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』
…ゆれながら水銀のように光って斜(ななめ)に上の方へのぼって行きました。つうと銀のいろの腹をひるがえして、一疋の魚が頭の上を過ぎて行きました。
これをどう指導されますか。生徒さんが感動するのは、みんな違ってみんな良い。認めてあげることですね。『ここに感動せないかんよ』などと教師の偏見を押しつけるもんじゃぁない。【中・国語二種免許も持っている塾長】

明治の文豪、夏目漱石から読んでみたらどうですか。『我が輩は猫である』、『坊ちゃん』を手始めに…。川端康成の『雪国』なんて、しびれますよん。電流・電圧・抵抗「オームの法則」よりね(笑)
『トンネルを抜けると、そこは雪国だった』たったの一行で、目の前に、パッと真っ白な雪景色が拡がります。『伊豆の踊り子』~湯ヶ島の道中で出会った旅芸人一座の1人の踊子に惹かれ、天城峠の…一緒に下田まで旅する。康成は年老いて後、ガス管咥えて自殺します。美意識が高いんだ。「老醜」を嫌って。
太宰治もええけれど、読み過ぎたら、鬱病になるかも。女性を誘って、3回心中して、自分だけ生き残り(笑)最後にやっと、二人とも死ぬのかな。自殺を試みた回数は計5回。「人間失格」ええよん。 『説明的文章』も以前は『批判的精神』など良い作品があった。政権批判を恐れて掲載しなくなったもん。国語の教材はおもろくない。「クソ」が多くなった。理学部・数学科の授業をさぼり下宿で寝転がって400冊の文庫本を読みました。おかげで単位落とした(笑)笑ってる場合じゃない。
一昨晩の県集計。城東高校(-10)、城南高校(+20)、市立高校(+20)城北高校(+15)。なんといっても県下トップ校。空いてるからといって、今更入るのは怖いわなぁ(^_^)/今晩…昨夜か。午後8時に県集計が各中学校に届いてる。それを元に進学主任会開催。帰校して、ヤバイ親子は面談。真夜中二時でも。だから、数は生き物です。今も「数」は動いています。城東高校マイナスだったのに、フタ開けたら(+5)とかね。そんなん当たり前。定員数は330名もある。5名などものの数にも入らん。「難関・国立大学」の競争率と比べてごらん『入試』=『入学試験』じゃ無いですよ。『検査』=『入学検査』と言います。明日の夕刊見てびっくり…もある。
徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の学習塾)

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