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2022/7/12

【まじめに勉強しているのに結果が付いて来ない人】
『ズボラな人はスキマ時間を活用している』
まじめな人ほど、まとまった勉強時間を確保することに注力して、勉強計画を立てようとするもの。裏を返せば、「まとまった時間」にこだわるあまり、計画に組み込んだ勉強時間以外の「スキマ時間」を見過ごしてしまう可能性もあります。

現役東大生であり作家としても活動する西岡壱誠氏がおっしゃるには、東大生には、高校時代を勉強に捧げた人がほとんどおらず、多くは部活動にも励む文武両道の生活を送っていたのだそうです。それにもかかわらず、難関である東大受験を突破できたのは、スキマ時間を有効活用していたからです。

脳のリハビリが専門の菅原洋平さんは、スキマ時間の活用は効率のよい勉強法だと述べています。勉強と勉強のあいだに時間をおくことで、勉強した知識を「使える」状態にするために加工処理する作業を、脳が行なえるためだとか。
入力すればすぐに勉強したことになるわけではなく、脳内での加工作業がせばまることで、「丸暗記」から「使える知識」になるのです。勉強の成果を出すために重要なのは、「情報入力→加工→活用」というサイクルを脳内で回すこと。一気に長時間を勉強するよりも、スキマ時間の勉強を積み重ねることで、使える知識が増えていくのです。

『ズボラな人は肩の力を抜いている』「参考書のすべてのページに目を通さなければ」、「毎日のノルマを達成しなくては」……このように、まじめな人ほど完璧にやり遂げることを目指しがちです。反対に、ズボラな人ほど肩の力を抜いていて、自分自身を追い込みません。こうした勉強に対する態度の差も、成果に関係があるのです。

高名な某教育者は「頑張って勉強しないこと」とアドバイスをすることもあるのだそうです。意気込みが強すぎると、かえって勉強が長続きしなかったり、集中力が途切れたりしてしまうのだとか。ウィルパワーとは「意志力」のこと。我慢して無理な勉強を続けると、ウィルパワーを大きく消費してしまうため、勉強に意欲を注げなくなってしまいます。肝心なのは、節約する緩い勉強を維持することなのです。勉強に対する「好き」や「嫌い」などの感情も、成果に関係があります。まじめな人がやりがちな「頑張りすぎる」勉強はときに苦しく、ストレスの要因にもなりかねません。
(参考引用元:NIKKEI STYLE|脳のパフォーマンス最大に)
徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の学習塾・理数塾)塾長

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