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2022/7/30

算数・数学の「思考力問題」対策出題が増えている
思考力問題を解く力を身につけておかなければと思います。「思考力」ってどんな力なんだろうと悩まれてはいませんか?
入試で問われているのは「論理的に考える力」、「根拠」を筋道立てて「結論」を導き出す力です。入試での思考力問題を解くポイントは、問題の中から必要な情報を見つけ出し、知識と組み合わせることです。「問題に示されている情報を見つけるところに一手間かかる」。解答に必要な情報を見つけるには、「問題を読み解く力=読解力」が必要になります。

算数や数学では、国語のように、「作者の心情を読み解く」「作者の言いたいことを見つける」とは、ちょっと違います。見つけるべき情報は、「必ず知識とつながる」ことがポイントです。基礎・基本をしっかり身に付けることが大前提です。
算数・数学の計算のきまりや法則、定理といった、基礎・基本の事項をしっかりと身に付いて初めて、「問題に示されている情報を見つける」ことができます。

例を挙げてみます。「2つの直線が平行」→「同位角、錯角が等しい」。高校入試ではよく出てくる内容で、問題文には「2つの直線が平行」としか書かれていなかったりします。平行線と交わる直線でできる角、同位角や錯角が等しいことも、示されているわけです。このことに気付くには、「2つの直線が平行」とくれば「同位角」「錯角」が関係すると見抜ける力が必要です。

計算の文章題では「読み替え」算数の問題で説明します。「Aさんは5枚のカードを持っています。Bさんから4枚のカードをもらいました。Aさんのカードは合わせて何枚になりましたか。」この問題の場合、「合わせて」「たして」に読み替えて、たし算にして計算します。このように、算数・数学で使う言葉や式への読み替えは、必ず出てきます。いろいろな情報が隠されていたり、つけ加えられたり、表現が変わったりしているので、それを見つけられるようにするためにも、基礎・基本をしっかり身に付けることが大前提です。
徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の個人塾・算数塾・数学塾)塾長

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