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2022/8/9

真面目なのに勉強の成果が出ない人
ズボラな人は肩の力を抜いている。

「参考書のすべてのページに目を通さなければ」「毎日のノルマを達成しなくては」……このように、まじめな人ほど完璧にやり遂げることを目指しがち。反対に、ズボラな人ほど肩の力を抜いていて、自分自身を追い込みません。
こうした勉強に対する態度の差も、成果に関係があるのです。意気込みが強すぎると、かえって勉強が長続きしなかったり、集中力が途切れたりしてしまうのだとか。
その理由は「ウィルパワー」を消費してしまうことにあります。ウィルパワーとは「意志力」のこと。たとえば、我慢して無理な勉強を続けると、ウィルパワーを大きく消費してしまうため、勉強に意欲を注げなくなってしまいます。肝心なのは、ウィルパワーを節約する緩い勉強を維持することなのです。
勉強に対する「好き」や「嫌い」などの感情も、成果に関係があります。まじめな人がやりがちな「頑張りすぎる」勉強はときに苦しく、ストレスの要因にもなりかねません。感情が脳に与える影響について、嫌だという気持ちがあるとストレスホルモンが分泌され、記憶を司(つかさど)る海馬や前頭前野の脳細胞が萎縮します。

反対に、好きだと思うとストレスが減り、脳は本来の機能を伸び伸びと発揮できます。海馬の近くに位置して感情を司る扁桃体(へんとうたい)が、海馬の脳細胞に影響を与え、記憶の定着を強めます。苦痛な勉強はしない。楽に勉強する…ズボラな人のそんな態度は、勉強を嫌いにならないためにもストレスを回避するためにも、大事なことだったのですね。
(参考文献:NIKKEI STYLE) 徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の個人塾・算数塾・数学塾)塾長

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