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2022/9/5

数学に使える効率良く記憶できる暗記方法
中学生の勉強で避けて通れないのが「暗記」です。人間の脳はもともと、ものを忘れるようにできているので、記憶力を高めるにはちょっとしたコツが必要なのです。暗記のコツを教えたいと思います。

それは「五感を使って覚える」です!★書いて覚える、★目で見て覚える、★手を動かして書いて見る。★音読して覚える。時間や手間がかかりますが、その行為そのものが多くの神経を刺激するため、記憶が定着しやすくなります。
教科書などを読む際には、ただ目で文章を追うのではなく、声に出して読み上げてみましょう。五感のうち視覚と聴覚の両方から情報を得ることでより記憶に残りやすくなり、声に出すという動作が脳を刺激して、記憶が定着しやすくなります。

テスト前に、五感を使って覚えるというものは聴覚、触覚、視覚を駆使して覚えるということです。実際使う感覚が多ければ多いほど記憶に定着しやすいそうです。定義や定理を覚える時に、ベッドでゴロゴロしながらぼんやりと教科書を眺めるというやり方では使う感覚は視覚のみです。これを声を出しながら紙に書いて覚えるという勉強法にするとどうでしょうか?書くので触覚が働き、書いた字句を見て資格が働きます。発音を行うので聴覚も刺激されます。

この勉強の方が使う感覚機能が多い分定着しやすいのです。例えば、『四角形って何?』=『4本の直線で囲まれた図形を四角形と言う』。『平行四辺形の定義は?』と聞かれて、すらすらとすぐに答えられる人は少ないと思います。また、その性質(定理)として4つあります。この5つのうち、どれかを使ったら(使えたら)逆に、平行四辺形であると証明できるのです。20回書く。20回読むという一見単調な作業をさせています。数学は暗記する事項が最も少なく有り難い教科ですが、基本となる『定義』『定理』『公理』を知らない・言えないでは先に進むことはできません。定義は『…は、◎である』と決めたこと。公理は『当たり前じゃん』と言うようなもの。証明は必要ありません。定理は、数学上証明が必要なもの。公理は、数学以前の根本的な基本原理のことです。
【公理の例】
(1)1は自然数である。
(2)nが自然数ならばn+1も自然数である。
(3)nが自然数ならばn+1≠1である。
(4)n+1=m+1ならばn=mである。
算数・数学は、ある意味点数を稼ぎやすく楽な教科です。組み合わせて証明をしたり、解を求めたりしています。
発音したら、自分の耳に聞こえます。書けば触覚で覚えます。それを目で見ているのです。味覚、嗅覚だけは除外ですね。時間もかかる作業ですが、これを避けては通れません。みなさん五感をフルに活用してしっかりと暗記していきましょう!!

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