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2022/11/23

文章が苦手な人ほど完璧に書こうとする。
   そして好きになろうとする。
しかし読者は作成者に完璧は求めてない

数学の証明問題
数学で記述力って必要ですか?求める過程を書く問題をおさえる!部分点を取りにいく。わかりやすい字を書く。記述力と聞くと、国語や英語など言語系教科のことを思い浮かべるかたもいらっしゃることでしょう。数学の入試でも記述問題は出題されます。2022年の公立高校入試では9割近くの都道府県で何らかの記述問題が出ました。記述力が必要な問題パターンは、「証明問題」。問題で与えられた条件を使って論理的に結論を導き出します。次に、「答えを求めるまでの過程を書く問題」。自分がどのように考え、どのような計算をして答えを導いたのかを解答欄に書くというものです。多くの受験生が解答できる計算問題や解答だけを答える問題で差がつかない場合、この記述問題が得点できるほど合格に近づくといえます。
【三角形の合同・相似の証明】1.証明する2つの三角形を書く2.問題文などからわかる根拠となることがらを書いて、合同条件(相似条件)を書く3.結論を書く証明は中学で初めて学習するものですから、誰もが最初はうまく書けません。模試やテストの証明問題で思ったような点数がとれなかったお子さまには、上の3ステップをしっかり意識して書くように意識してください。
①証明の書き方がまったくわからないというお子さまは、参考書や問題集にある証明の基礎問題の解答をそのまま写してみるところから始めてみましょう。自分の中で3ステップが消化できて証明の流れがつかめてきたらゼロから書いてみて、不足しているところがないか、必要な用語がちゃんと書けているかなどに注意して解答と見比べて練習を重ね、徐々に応用的な問題に取り組んでいきましょう。
②求める過程を書く問題をおさえる!答えを求めるまでの過程を書く問題では、自分の考えをいかに採点官にわかってもらうかが大切です。計算の途中式を書くだけではまだ不十分です。「求める直線をy=ax+bとおくと……」や「△ABCの面積を求めるための高さは……」というように、なぜその式を立てるのか、なぜその計算をするのかという理由を書くくせをつけましょう。採点官はあなたが何を書こうとしているのかを読み取ることができます。
③部分点を取りにいく。わかりやすい字を書く。解いている途中で、わからなくなってしまったり、時間がなくなったりするかもしれませんが、そこであきらめずに何か書きましょう。証明問題では、合同条件や相似条件の1つが書いてあるだけでも部分点がもらえる場合があります。また、答えを求めるまでの過程を書く問題では、いくつかあるステップの1つだけでもできていると部分点がもらえることがあります。
④採点官に伝わるように字はわかりやすく書く。美しい字であることよりも、誰もが読めるわかりやすい字で書くことを意識します。自分の字がわかりやすいかどうかを周りの方に見てもらうのもよい対策ですね。採点官にアピールする姿勢が大切です。

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