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2022/12/8

「遠回りすることが一番の近道」
遠回りをしたからこそ得られるものがある。

①小手先のテクニックでは限界があるということは、仕事でも勉強でも同じことが言えます。根底にある能力を高めない限りは、結果に限界が生じます。効果的に進めるための情報・テクニックが格段と収集しやすい時代になりました。テクニックを駆使するだけでも、ある程度の成果を出すことはできるでしょう。ただテクニックだけでは、成果を出し続けることの限界があるのではないでしょうか。イチロー選手に打撃のコツを教わったとします。

②仮にテクニック・コツがわかったとして、果たしてイチロー選手並みにヒットを打つことができるでしょうか?テクニック・コツが頭でわかったとしても、何度も練習をし、試行錯誤を経る過程を通じない限り、自分のものになりません。限られた時間のなかでも最大限のパフォーマンスを生み出すことが、これまで以上に求められています。試行錯誤する時間もなく、心の余裕もなくなれば、必然的に近道を探したくなる気持ちもわかります。自分の実力をしっかりとつけて、ゴールに向けて「地道に歩んで積み上げていく」ことこそ、実は結果を出す上での最短ルートではないでしょうか。

③こうした努力は、一見遠回りをしているようですが、最終的に自分のものとして血肉化されるので、自分の持ち物になります。変化に合わせてメンテナンスさえしておけば、簡単には錆びません。自らの一生モノの武器になるでしょう。私はこれからも努力を続けていく所存です。

④中国の賢者・孔子の言葉に、・歩みを止めることさえしなければ、どんなにゆっくりでも大丈夫。・どんな物事でも、早く終えたいと、思わないほうが良い。・物事を早く仕上げることばかりを望むと、何事も未完のままである。このような内容の発言があります。どんなことも、ゆっくりで良いから、まずは継続して見ることが大切に感じます。ゆっくりとした継続の中で、「学ぶこと」を体験してほしいと思います。沈思黙考したままの脳内では成果は望めないです。ムダをしたくないからと、めんどくさいからと、思考だけで最善を選択したいと思うものです。これが最も遠回りの選択をさせると思います。

⑤勉強の仕方は、教えることはできません。みなさん一人ひとりが、自己流で一生懸命やっているうちに、「あぁ、こう努力したら点数に結びつく」って気づくんです。基本は、「読む」「書く」「聞く」「鉛筆の動く触覚」…五感をフルに使うことです。
めんどくさいこと、しんどいこと、遠回りに見えることが、一番の近道です。

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