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2020/09/08

成功体験の重要性
自己効力感(やればできるという感覚)を高める方法として、成功体験が重要であると言われています。
自己効力感は、社会的認知理論の中で使用される心理学用語の一つで、スタンフォード大学教授のアルバート・バンデューラ博士によって提唱されました。
きっかけは、博士がさまざまな恐怖症を克服した人たちにインタビューを行ったことでした。恐怖症を克服した人たちに、ある共通点を見つけたのです。それは恐怖症という極めて困難な病を克服することができたことから、
『自分は困難を克服できる』
『自分は現状を変えることができる』
と信じるようになれたというもの。このインタビューがきっかけとなり、その後の継続的な研究によって自己効力感を保持する人は、
『失敗』
『壁』
『困難』
『難問』
にぶつかっても、チャレンジする。比較的早く立ち直る傾向にあることが証明されました。

『頑張って勉強したらテストの点数が上がった。受験に合格した』
『部活動を頑張って練習したら、レギュラーになれた』
などの成功体験を経験した子は、高い目標でも頑張れる(モチベーションが高い)が、成功体験を経験できなかった子は、どうせ頑張ったって無駄だ(モチベーションが低い)となってしまうようです。

子どものころの成功体験がその後の人生を大きく変えることも少なくありません。
『鉄棒で逆上がりができた』
『補助輪なしで自転車に乗れた』
『1000ピースのパズルを完成させた』などの小さなことでも十分です。

ただし、その過程で『努力した』ということが大切です。根気強く物事に取り組むには、努力が報われるという体験が大事です。子どもの頃に、いろいろなことにチャレンジして、多くの成功体験を経験して欲しいと思います。

そういった観点からも、個別指導塾をさせていただいている立場として、受験の合否や成績UPの効果はものすごく大きいと考えています。

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