【連載第3回】小学生・中学生から身につけたい!IT時代を生き抜く学びの態度と習慣
🌟 なぜIT時代に「学びの姿勢」が大切なのか
「ITなくしてこの世の仕組みは動かない」と言われる現代、AIやテクノロジーの進化は止まりません。私たちが今学んでいる知識の多くが、大人になる頃には古いものになっているかもしれません。
だからこそ、小学生や中学生の皆さんが身につけるべきは、*「知識そのもの」ではなく、「新しい知識や技術を自ら学ぶ態度と、変化に対応できる思考力」**です。
身につけたい学びの態度と思考
「なぜ?」を深く追求する探究心(知的体力)
インターネットで答えをすぐ見つけられる時代だからこそ、単なる暗記ではなく、「なぜそうなるのか」「他に方法はないか」と疑問を持ち続ける姿勢が重要です。この探究心が、将来、AIでは代替できない独自のアイデアを生み出す源になります。
情報を選び取る力(クリティカル・シンキング)
インターネットには、正しい情報も誤った情報もあふれています。中学生になったら特に、「この情報は本当か?」「誰が、何のために発信しているのか?」と立ち止まって考える習慣をつけましょう。これが、フェイクニュースに惑わされない大人になるための第一歩です。
「失敗」を恐れない挑戦心
プログラミングや新しいツールを学ぶとき、一度でうまくいくことは稀です。失敗は「学習データ」であり、次にどうすれば良いかを教えてくれます。「間違えても大丈夫」という気持ちで、様々なことに挑戦する態度が、未来の可能性を広げます。
習得すべき大切な生活習慣
大人が効率よく働くために規則正しい生活が欠かせないように、小学生・中学生の時期に身につけた生活習慣は、学びの土台を作ります。
「決まった時間」に始める集中習慣
「気が向いたらやる」ではなく、「毎日午後8時から勉強を始める」のように、時間を決めて机に向かう習慣をつけましょう。これは、仕事や課題を計画通りに進める能力に直結します。
「デジタル・デトックス」の意識
スマホやゲームは楽しいですが、使い過ぎると睡眠不足や集中力の低下を招きます。寝る1時間前には画面を見るのをやめ、十分な睡眠をとる習慣は、脳のパフォーマンスを最大に保つために不可欠です。
目標を「見える化」する習慣
漠然と頑張るのではなく、「今週は数学の問題集を10ページ進める」のように、具体的な目標を立てて紙やノートに書き出す習慣をつけましょう。目標達成のプロセスを管理する力は、将来、大きなプロジェクトを成し遂げるための基礎力になります。
未来の大人になる小学生、中学生の皆さん。これらの姿勢と習慣を今から意識して身につけることで、どんなにITが進化しても、柔軟に対応し、自分らしく輝ける未来を築くことができるでしょう。
ブログ連載 第二回:学びは孤独なもの。今こそ、一生の土台を築く時。
小学生の皆さん、そして中学生の皆さんへ。
私たちは、勉強と聞くと「友達と一緒に」「みんなで楽しく」というイメージを持ちがちです。しかし、本当に深い学びというものは、最終的にはとても孤独なものです。一人で黙々と机に向かい、自分自身の弱点と向き合い、理解できるまで努力を続けること。この静かな時間が、皆さんの学力を飛躍させる唯一の方法なのです。
「友達と一緒なら頑張れる」「塾の学習室や図書室でないと集中できない」と考える人もいるかもしれません。もちろん、そういった環境も大切です。ですが、少し考えてみてください。皆さんに子供部屋が与えられているのは、なんのためでしょうか。それは、誰にも邪魔されない、自分だけの静かな学習空間を持つためです。
小学生や中学生の今という時期は、まさに学びの中心にいるときです。ここで築く知識や思考力が、皆さんがこれから歩む長い人生の一生の土台となります。スポーツで言えば、基礎体力作りと同じです。基礎がしっかりしていなければ、いくら応用技を学んでもすぐに崩れてしまいます。
私たちの個別指導塾サクシードでは、もちろん皆さんの努力を全力でサポートしますが、本当に力をつけるのは、授業を受けている時間ではありません。家に帰り、一人になったとき、今日学んだことを自分の頭で考え、問題集を解く、その孤独な時間です。
私は皆さんに「サクシードへ来なさい」と誘うことはしません。ただ、皆さんが今いるその場所で、自分と向き合い、静かに努力を続けることの大切さを知ってほしいのです。
中学生になってから、あるいは高校生になってから困らないように。個別指導塾が提供する知識のサポート以上に、自分で考える力を養うこと。それが、今の皆さんに最も求められていることです。
★未来の自分を支えるのは、今、小学生・中学生である皆さんが一人で積み重ねる小さな努力です。
【親が知らないと損をする】AI時代を生き抜く子どもに必要なのは「暗記力」より「理数脳」!
「うちの子の将来、本当に大丈夫かしら?」―AIの進化に関するニュースを見るたびに、そう不安を感じていらっしゃる親御さんは少なくないでしょう。
「うちの子の勉強は、将来AIに取って代わられない仕事に繋がるのか?」 「ただ丸暗記しているだけの勉強に意味はあるのか?」
かつて重要とされた「知識の暗記」や「マニュアル通りの作業」は、今やAIが代行する時代です。私たち親世代が経験した勉強法が、そのまま未来で通用する保証はありません。このような漠然とした不安こそ、今の親御さんが最も抱えている悩みだと、私は感じています。
では、この不安を希望に変えるために、子どもたちに本当に必要な能力とは何でしょうか?
それは、**「理数脳」**に他なりません。
1. AI時代だからこそ輝く「理数脳」が育む3つの力
AIが苦手とし、人間が最後に残る領域は、**「深く考え、新しいものを生み出す創造性」**です。サクシードの指導で重視している「理数脳」とは、この創造性の土台となる次の3つの力を育むことです。
①論理的思考力(ロジカルシンキング):AIが出した答えを鵜呑みにせず、**「なぜその答えになったのか?」**と筋道を立てて検証し、より良い解決策を導き出す力。
②課題発見・解決能力:AIは与えられた問題を解きますが、**「何が本当の問題なのか?」**を発見するのは人間の役目です。理数系の学習を通して、子どもたちは本質的な課題を見つけ、試行錯誤する力を養います。
③未来への好奇心(「なぜ?」を追究する力):AIの進化を恐れるのではなく、それを使いこなす意欲。「なぜそうなるのか?」という根源的な問いを追求する力こそが、子どもたちをAI時代のリーダーにします。
2. サクシード塾長の「個別指導」の秘密:不安解消の具体的なステップ
私は長年、個別指導塾で生徒の皆様と向き合ってきました。理数系の苦手意識は、AI時代への不安と同じように、多くの場合「どこでつまずいたのかが分からない」ことにあります。
サクシードの個別指導では、お子様が今使っている学習法が、**「AI時代でも通用する本質的な学び」**になっているかをチェックします。
単なる「暗記」になっていないか?
「考えるプロセス」を飛ばしていないか?
生徒一人ひとりの「つまずきの根本原因」を徹底的に特定し、例えば数学であれば、小学校レベルの「割合」や「分数」から土台を固め直します。目先の点数だけでなく、その子が一生使える**「理数の考え方」**を教え込むことで、親御さんの「将来への漠然とした不安」を「具体的な未来への希望」に変えます。
3. まずは体験で「理数脳診断」を!
「うちの子はAIに負けないか…」と心配される前に、ぜひ一度、サクシードの体験授業にお越しください。
未来は予測できませんが、**「理数脳」**を持つ子どもたちは、どんな時代が来ても、与えられた情報に流されず、自分の力で道を切り開くことができます。
サクシードは、親御さんの不安を解消し、お子様の「未来の可能性」を広げるお手伝いをいたします。皆様との出会いを心よりお待ちしております。
【サクシード 進学・理数塾】
中学生になったら確認してほしい学び方ポイント
★勉強する理由って?
「勉強しなきゃ!」って思うのは、もちろん義務教育とか将来に繋がるから。でも、実はみんなが学んでいる知識って、すごい歴史があるんだよ。
例えば、500年前にタイムスリップしてみて!みんなは「魔法使い」や「術士」として見られるかも。だって、今の知識は先人たちが何百年も考えて集めた宝物だから。
学ぶことは義務じゃなくて、ある意味、過去の知恵を使って自分の未来を作る旅なんだよ!
「昔の人、こんなこと発見したの?すごい」そんな風に思いながら、私たち人類が発見してきた知恵の結晶をちょっとずつ学んでいこう。そして、その知恵を将来につなげていってください。
★時間管理と習慣
勉強には2種類あるので、活動をわける。
①数学の課題など、理解しながらする勉強
②英単語や漢字など、定着&暗記のための勉強
身口意(しんくい)
「身口意」とは、身体(行動)、口(言葉)、意(思考)の三つを指す言葉。この3つを連動させることが大事。
みんな勉強したいorすべきという気持ちはある。
意(思考)はあるわけだから、それを行動にうつそう。
お薦めは、〇時から〇時は
×「勉強する」ではなくて、
〇「机に座って何かする」という考え方。
行動を習慣化することで、身体がととのに他のものついてくる。
まずは、動き出そう!!
★忘却曲線とピラミッド
人は忘れます。1時間後には〇%、1日後に〇%忘れすと言われています。
忘却曲線と呼ばれる、この図をみたことはありますか?
人は忘れるので、定期的に復習することが大事。
エビングハウスの忘却曲線とは、時間経過にともなう記憶の変化やメカニズムについて研究したものです。このメカニズムを知ること。
では、次にどうやったら理解が早まる?
授業を聞いて理解するのと、それを人に教えるのだとどちらが理解度高い?
大事①:定期的に復習すること。
大事②:聞くだけでは理解が低い。読んだり、話たり、伝えたりすることで理解が高まる。
数学の文章問題を国語力のせいにするウソ
▼共通テストや公立高校の数学の入試問題は問題文が長い。
なぜかお役所が作る数学のテスト問題は問題文を長くして、考える力を試そうとします。これはなぜでしょう?
理由は国立大学の二次のように問題そのものを難しくするわけにいかないから、問題文を長くして誤魔化しているのです。
その上、問題数を多くして、読み取るのに時間がかかる問題で生徒を焦らせ、得点させないようにする、とてもセコイ戦法をお役所は取るわけです。
申請をしてほしくないから、わざと分かりにくい書類にしている役人根性はここでも発揮されるわけです。
▼そこで、「国語力」と言い出す教育関係者が言います。
確かに共通テストなどでは、「これは数学の問題か?」というほど長い文章の問題もあります。
でも、屁理屈をこねまわして大したことでもないことを御大層に書いて煙に巻いている小林秀雄の文章のようなものではありません。
公立高校の入試問題などではなおさらです。何を書いているのか分からないものなどありません。ただ長いので、焦って読む受験生はしっかりと読めないだけです。
▼大学受験生で中学生並、高校受験生で小学生並みの語彙力がないほどの場合は除いて、国語力の問題ではないように思います。
これを国語力の問題だという教育関係者や塾がいます。なぜでしょう?
▼題意を把握させる数学の学習ができないから
こういう数学の長い文章を読むとき、共通テストなどでは導入式などが示されている中で読むとき、成績優秀な受験生はどういうふうに読むでしょう?
当然「何の問題で、何を聞いているのか?」と出題意図=題意を考えながら読むわけです。そのためには、数学の学力が必要なわけです。
▼特別授業でお金が取れる
それに数学の成績を上げるのに数学の学習が必要なら、塾は別料金を取れません。でも「数学の学習に国語が必要。」だと目新しいことを言って親の目を引けば新しい授業を売り込めるとしか思えないんですよ。不安は、お金になります。
国語を語彙能力や段落構成とは無縁な簡単な数学の文章題で教える授業を組んで、実は数学を教えて小問の2~3問でも解けるようにするというフェイクだと思うのです。
▼偏差値50台の生徒には、この頭をフル回転させる数学の基礎学力がありません。そして、そんな基礎学力を教えて頭ををフル回転できるのは、公立中学では通知簿が4で並んでいる生徒以上、高校生では進研模試で偏差値65以上の生徒のみです。
だから、多くの生徒は数学を教えても解決しません。
だから、国語力の問題にすり替えているとしか私には思えないのです。
★「先取り学習が大事だ!」って言う教育産業に騙されて、ひたすら数学ばっかりやって教科バランスが崩壊する生徒がいます。
「大学受験は高1で決まる」とか言う人たちには頼むから黙っててくれ、としか思いません。
確かに大学受験は高1で決まる要素は大きいと思いますが、その要素は数学を1年で数Ⅲまで終わらせるとかではありません。 とってぃ=数学を愛する人