「塾選びに失敗した!」のはどんなとき?
仲良しの友だちが通っていたから、名前が有名だったから、授業料が安かったから、人気校の合格実績がよかったから......塾を選ぶ際に決め手となるポイントはさまざまですが、安易に塾を決めてしまって後悔した方は大勢います。 実際に「塾選びに失敗した!」と感じたケースはどんなものがあるのでしょうか?
部活が忙しく、塾の授業についていけなくなり、勉強のやる気がなくなった。塾のテストでは点数が取れるのに、学校の成績があがらない。お受験の特殊算ばかりで、文科省の指導要領に沿ってないから、授業で役立たない。基礎基本の徹底ができない。先生との相性があまりよくないと感じる。複数同時だから、わからない点があっても、どんどん授業が進むので質問しづらい。
このような状況におちいっていると、現在の塾に通い続けるのはもはやデメリットにしかなりません。一度、塾側との面談の機会を設け、環境の見直しをはかる必要があります。では、どのように見直すべきでしょうか?
ポイント
①先生がコロコロ変わらない
"塾の質は先生の質"といっても過言ではありません。「生徒の成績をアップさせる」結果と実績を持った先生が多く在籍している塾は、安心感があります。指導者(たいていは学生アルバイト)がコロコロ変わる塾は避けた方が良いでしょう。
②予習型の授業を行っている
学校の授業をしっかりお子様に理解してもらうためには、塾で予習することが大切です。
その上で、弱点を補ってくれる塾かどうか。
③春期講習、夏期講習、冬期講習など、次々とお金がかかることをさせようとする。
④個別指導と言いながら、5人~10人の複数同時指導になったりする。「通い放題」は、お子様にとっても、他の生徒さんにとっても、なんら良いことはありません。個別とは「完全マンツーマン」を言うのであって1:2でも、個性のある子どもさんをのばすのは困難です。
●今まで勉強してこなかった人が全力でやった時の勉強量より、小学生の頃から勉強してきた人が息抜きしながらやった時の勉強量のほうが多いということはよくある。一度トップ層の基準を知らないと自分の基準が高いのか低いのか気づけないかも。
塾の役割
塾の役目は「成績向上・志望校合格」です。~とともに「学びの楽しさ」をつかんでもらうために、より分かりやすい指導と、より学習効果の高い学びの策定に取り組んでいます。日々の不安や悩みを解消する場でありたいし、それも塾の使命だと思います。
保護者から「サクシードに通って成績が上がった」と評価されるのは嬉しいことですが、それ以上に「塾に楽しそうに通っている」「以前より子どもが明るく、意欲的になった」と言われる時、心からこの仕事を選んで良かったと思えるのです。
学生時代は長い人生において、土台作りの時期かもしれません。しかし、生徒にとっては一日一日が掛け替えのない人生の一コマです。その日々を明るく前向きに過ごせる支えとなることが、塾の存在価値だと私たちは確信しています。
学びの楽しさは、「もっと知りたい!」「もっとワクワクしたい!」という知的好奇心です。子どもは、知的好奇心を育てるとともに、勉強のやり方を丁寧に教えていくことから育ちます。生涯にわたって活かせる勉強のやり方と粘り強さを身につけてもらいたいと考えます。
【好機】物事にはタイミングがある。
なんであのとき断られたのに、今はOKなの?
そんな経験ありません?!
「学び」にも好機が~
数学に必要なものは?
数学には「思考力」が必要である、とよくいわれます。数学という科目が「知識」を必要としない、という意味ではありません。数学にも知識は必要です。数学の解法を構成する公式や定理は、知識そのものです。ほかの教科と同じように、数学は知識を前提とする科目であると言えるでしょう。
数学の場合、公式や定理といった知識を適切な状況で引き出したり、組み合わせたりする際に、思考力が強く問われることになります。これが、数学に思考力が必要だといわれるゆえんです。
幸いなことに数学の問題を解くために必要な知識は比較的限られていて、必要な知識をそろえることに膨大な時間を要することはありません。一つずつ着実に覚えていけば、必要な道具をすべてそろえることができます。
公式や定理をしっかり覚えているはずなのに、それでも数学が苦手だという人はたくさんいます。
数学は、問題を見てもどの公式を用いればよいのか分からず、解答の方針すら立たないという状況に陥りがちです。単元の枠を超えて、さまざまな場面で使われる公式や定理も多いため、どれを使えばいいのか分からなくなってしまうところに、数学の難しさがあります。
公式や定理などの知識のほか、それらを使いこなす思考力が必要ですが、それに加えて、計算などの作業を正確に処理する「技術」も必要です。解き方が分かっていても、スムーズな計算処理が行えなければ、時間内に正確に解答することは難しいものです。計算力は練習を重ねることで着実に身に付くものですから、必ず時間をとって取り組んでください。
この問題はどう解くのだろうか。「なるほど、このように見れば簡単になるのか」という経験を重ねていけば、誰しもおもしろがれる科目である。
数学に上手く順応するには
①計算負荷が高すぎる
計算が面倒で、手間取ってしまう。「計算」を「計算」として処理できない。脳が、「考える」とこまで届いていない。
考え方はできていても、計算の操作ができていないことがある。何も考えなくてもできるように、計算の負荷を下げてやる。そうできたら、余計なことに精力を使わず、「考える」ことに集中できる。
★九九レベルで言うように、計算ができるようになろう。
②公式の目的を理解する
たとえば、ただ単に「平方完成」するのと、「平方完成の意味」を理解するのとは異なる。もちろん、平方完成で、二次関数の頂点や軸を求めることはできる。1つの道具(公式)で1つの問題を解くのではいけない。
「二乗を作ること」に目的があるのではなく、数式の中に、散らばっているxをまとめることが大切である。
★公式の必然性をしっかり考えよう
③考えることを放棄していれば伸びない
数学の本質は、問題を解くのではなく、考えることにある。わからないでは、すまされない。
考えている時は、グンと伸びる。ちゃんと考える子どもは伸びる。
解けなくても、問題について、どこで詰まったか話し合える=ディスカッションできる子どもは、一瞬で伸びることがある。
★考えて考え抜こうぜ♪!
「わかる」と「とける」は別物。わかるは頭、とけるは体。
今できる学習の方策は?
高校の受験が近づいてきたこの時期、どのように学習していますか。
受験の学習をする際、とにかくがむしゃらに何でも問題を解いているだけでは、なかなか点数に結び付いていきません。問題数を解いているのに、点数に結び付かないのは、時間ももったいないし、残念ですね。
高校受験で成功するには、
1 基礎的な問題を100%取りきる。
2 正答率5割以下の難問を正解する。
3 期限までに、合格ラインに持っていく。
基礎的な問題を100%取りきる。なぜ、基礎的な問題を確実に取らなければいけないのでしょうか?
皆さんは、徳島県の問題をご覧になったことがありますか?
毎年、新聞に掲載されたものと、中学校の教科書を見比べているのですが、基礎的な問題が多い印象です。
教科書の問題が全て解ければ、8割は正解出来そうな気がします。
「授業をちゃんと聞くこと、だね。みんな、授業中はタブレットでゲームしてて、勉強は塾でしてるっていうけど、そうじゃないんだよね」
授業を聞くことは大事ですね。
基礎の問題、自信のあるところをより確実に仕上げる。
そして、苦手単元の復習も必要な場合もありますが、基礎のところ、自信があり点数が取れるところを、しっかり固め、「そこでは点数を絶対に落とさない!」という学習を優先させましょう。
この時期、無理をして難しい問題の学習をしても、覚えきれずに点数につながらないばかりか、覚えかけの知識が入り交ざり、混乱を招くこともあります。
簡単な問題をすべて正解できるようになったら、ひとつずつ苦手をつぶしていきましょう。
【恵みの試行錯誤】私の思考は変数。他人の思考も変数。他人の思考は私の行動の関数ではない。
一方で私の思考は他人の行動の関数?!思考と行動が混ざり合うことで知恵となる。