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2022/8/16

算数・数学を楽しく学ぶ
中学2年生の50%以上が数学が嫌い、苦手というデータがあります。小さなころは「いち、に、さん」と数えていたり「こっちが多い」と数の世界に親しんでいたのに、学年があがると苦痛になる…。算数は一度つまづくと悪循環になって、ずっと苦手意識を持ち続けてしまう教科になります。でも、一度好きになれば、面白味を感じるのも算数です。無味乾燥な数式や方程式などのビジュアルがわかれば、文章を図や数式にあらわすことが面白くなります。具体物から入る算数の素晴らしさは、この無味乾燥な世界に色がつくようにビジュアル化できるからです。

算数の土台ができると、次は高層ビル建設のように積み上げていくことです。学生のときには、微分・積分なんていらないと思っていましたが、計算したり規則性を考えたり微分、積分をするプロセスが重要な意味を持っていることがわかってきます。 計算過程を工夫する力。図形を認識する力。順を追って課題解決する力。これらの能力は算数・数学で活性化します。算数は論理思考の入り口なんだと感じます。論理思考を身につけると、ものごとを筋道立てて考え最適だと思う解決方法を見つけることができます。

自分の頭で考えたこと、心が動いたことは積極的になれるので、算数はその経験を積むことができます。粘った末に解決方法を、身につけて欲しい。視点を変えてみる。問題を読み返してみる。前にやった問題と比較してみるなどは算数・数学に限らず一般的な問題解決をする場合も十分使えます。順序立てて解かないと、ゴールにたどり着けないのも算数・数学です。算数ってしみじみ積み上げ科目だと思います。

※今日、生徒さんに話したこと。数学の解法『裏技』などという言葉は好きではありません。使いませんね。数学に「裏」なんてありません。登山道が異なるだけです。『先生、さっきから~何考えてるんですか?』『いや、約数の個数と約数の総和を見つけるテクニック(素因数分解の指数を使う)があるんだ。頭の整理ができたよ。確率の「場合の数」と同じで説明できます。>でも、丸ごとこう覚えなさいっていうのはイヤだから。何でも証明をしてから、使ってごらんって言うてるでしょ。証明というほど大げさなものじゃないね』
※同じくうちの生徒さんが、友達(駅前塾)が言ってたんですけれど。円すいの側面積=母線×底面の半径×π(パイ)で求まるって本当ですか?求まりますよ。でも、先生は単純にπ(パイ)をくっつけると求まる…なんて恥ずかしくって言えないよ。忘れたらオシマイでしょ。必ず、証明して見せます。生徒さんが『な-るほど』と感心してくれた後、覚えなさいって。つまり、証明も無しで暗記しろということはバカげていると思うんです。定理や公式は丸ごと暗記しても、忘れたら使えないし、応用が効きません。三角形の内角の和は180°も、「なぜ180°になるのか」補助線を引いて二通りの説明をするのが親切です。指導者が証明してみせて理解できた後に覚えてください。
徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の個人塾・算数塾・数学塾)塾長

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