教室案内

2025/10/2

数学を勉強することで身につく4つの数学的思考力
なぜ数学を勉強するのでしょうか。
数学は、「数学的思考力」を養うために勉強します。
この数学的思考力こそが、「わからない問題をどう解決するかを考える力」です。
数学的思考力を身につけることで、直接的に数学ができるようになるだけでなく、数学以外の場面でも生活が向上します。

情報を適切に分解して整理する力
問題の中から必要な情報を箇条書きや表にして整理する力のことです。
直接数学に関係する部分では、問題文をいくつかの条件に分割したり、どの条件が大切かを判断したりするときに必要となります。
数学に関係ない部分では、情報の取捨選択が上手になり、わかりやすく話しをすることができるようになります。

モデル化(抽象化)する力
不要な情報をそぎ落とし、本質のみを抜き出すことで、問題を単純化する力です。
数学に関係することでは、以下のようなことを行う力です。
文章題を解くときに、問題文の情報から式をつくる。
偶数のことを、数字と記号を用いて「2n(nは整数)」と表す。
地図が存在するのはモデル化力を活かしている人たちのおかげと言えます。
また、モデル化されたものは物事の本質のみを表します。そのため、どうすれば問題を解決できるかという問題解決へのプロセスが見えやすくなります。

具体化する力
具体的に試してみて、物事を把握する力のことです。
数学の問題を解いているときに、文字が多くてわかりづらいと思ったことがありませんか?
このとき、具体的な数字を当てはめてみると、問題がどのようなことを言っているかを把握しやすくなります。
数学以外の場面では、何か問題が起きたときに、具体的に対応法を考えることができるようになり、解決しやすくなります。

表現する力
言葉どおり、自分の考えなどを表現して他人に伝える力のことです。
論理的に考える力とも密接にかかわっています。
数学においては、定理の証明や文章形式の解答をつくるときに必要となる力です。
数学以外では、例えば日常生活の中で、思っていることを人に伝えるときに役立ちます。
部活や仕事の場面でも、新しいアイディアや問題解決のプロセスを思いついたとき、それを上手に伝えるために非常に役立つ力です。
数学的思考力を伝えることで、数学以外の解決能力も上がります。

以上、4つの数学的思考力を一度に鍛えることができる科目が数学です。
数学をしっかりと学べば、社会に出てから直面する困難や問題を解決する能力が格段に上がるということです。
「数学的思考力を養うことができるからこそ、学校で勉強する科目の中では数学が一番大切である」
これからは、数学的思考力を身につけることを目標に、数学を勉強しましょう。

教室案内/アクセス

HOME > 教室案内 > サクシードブログ

アクセス