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2020/05/24

『ヘリコプターペアレント』『カーリングペアレント』『トキシックペアレント』
…子どもの成長を阻む「○○ペアレント」
①ヘリコプターペアレント 自分の子どもが傷ついたり、困難にぶつかったりすることを嫌い、失敗から守ろうとするあまり、子どもにつきまとい続けるのがヘリコプターペアレントです。親が常に子どもを観察し続ける姿が、ヘリコプターが上空でホバリングしている様子に似ていることから名づけられました。
もともとは、高校生、大学生くらいの子どもたちに対する親の過管理に使われていましたが(例:就職の面接について行く、デートをこっそり観察するなど)、今ではどの年齢に対しても用いられています。たとえば、幼少時であれば、子どもがチャレンジする姿をそばで見守れずについ手を出してしまったり、子どもができない宿題を親がやってしまったり、子ども同士のもめごとにすぐに干渉してしまったりと、子どもがイヤな思いをしないよう、そばで観察し続けるのが特徴です。サクシードは個別指導塾・個人塾です。子どもに付き添った指導をしています。

②カーリングペアレント「カーリングペアレント」とは、ユニークな呼称ですが、これは、氷上のスポーツ・カーリングから来ています。北国・デンマーク出身の言葉というのも納得です。スポーツのカーリングでは、氷の上の”ストーン”ができるだけスムーズに進むように、ブラシで道をならしていきますが、
カーリングペアレントは、”子ども”が進む道をならしてしまいます。そのまま進んだら立ち往生するであろう困難や失敗、イヤな思いをぬぐうべく、親が先回りして、スムーズで通りやすい道を整えておくというのが名前の由来です。ヘリコプターペアレントと同義とされ、アメリカやヨーロッパ諸国ではヘリコプターペアレントと呼ばれているものが、デンマークではカーリングペアレントと呼ばれているのだそうです。

③トキシックペアレントトキシックとは「毒になる」という意味。よって、トキシックペアレントは、日本でいう「毒親(どくおや: toxic parents)」のことです。子どもの人生を支配し、悪影響を及ぼしていく親を指します。そこにあるのは、親の自己愛です。普通子育てでは、「子どもにとって何がいいのか」を第一に考えた関わりをしていくものですが、毒親は自分への愛を優先します。
自分の欲求を満たすことを一番に考えるので、たとえ子どもにとってはいいことでも、親が気に入らなければ干渉する、暴言を吐く、ひどいケースでは世話をしないこともあります。あとは、親の「こうあるべき」という思想を子どもに強く植えつけるため、その子は常に親の理想とする子ども像を追いかけているケースも多いようです。親の自己愛によって、子どもの人生を支配していくのが特徴です。

モンスターペアレントはわが子が可愛いあまりに、曲がった突進をしてしまう点で似ていると言えるでしょう。毒親は遠慮したいものです。
ヘリコプター・ママさんキリ揉み墜落せんように。
様々な親のタイプが見られますが、個人塾・個別指導塾としては、個々の良いところを引き上げ成長させることが狙いです。

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