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2020/05/29

【鶴亀算が解けなくても東大に合格できる】
日本の中学受験制度・算数はなぜ「特殊算」の文章問題を勉強しなければいけないのでしょうか?”お受験”しなければほとんど小学校では必要ないし、方程式を早く取り入れたほうが数学への早道ではないのでしょうか?特異な中学入試の必須条件があるからテクニックを学ばせる塾が必要になります。しかも受験が終われば何の役にも立たない。サクシードは個別指導塾であり個人塾です。系統性のある理数を指導します。
中学校以上で習う方程式などが、中学受験では言わば「禁じ手」とされています。それでも受験生に差をつけなければならないため、「算数の範囲内」で考え出された「特殊な算法」のデキの良し悪しが重要視されてしまいます。鶴亀算その他が、論理的に物事を考える訓練になる一面はあります。また、これらを習ったおかげで、中学以後で方程式がすんなり飲み込めるようになる子もいます。(プラスの効果)
ところが逆に、小学算数に引きずられて、中学生以後の数学的(抽象的)思考法につまずいてしまう子もいます。(教育評論家の中山治氏も例を挙げていますし、実際に「東大に入ったけれども、中学受験したせいで、数学は比較的、苦手」と自分で分析する人もいます)(マイナスの効果)プラス・マイナスは人によって、大きく違ってきます。ただ、難関中学の入試問題などは、中学以後につながらない、あまりに特殊な算法に精通するという、「袋小路」に陥っている気がします。「論理的な思考力を養う」という余裕もなく、「解法だけ覚えて当てはめる」練習ばかりをしてしまう危険もあります。その証拠に、中学受験をせずに東大に入学してくるような人には、難関中学の算数入試問題は全く歯が立ちません。(実例、多数)個人塾の個別指導塾です。理数に関して連続性のある指導をします。
逆に言うと、鶴亀算が解けなくても、難関大学入学につながる数学力は身に付く、ということです。また、「東大生も解けないような鶴亀算を解けた」子どもたちが、必ずしも、大学受験学力までつながっていないことも明らかです。(↑これと比較したときに、どんな難関でも、高校数学入試問題は、東大に入学できる人なら確実に解けます。数学のカリキュラムに連続性があるからです。)中学お受験的◇◇算には数学的連続性がありません。
事実、附属小学生⇒中学へ進んだ生徒に方程式を指導しているのに、小学生でやったお受験解法が時々顔を出します。数学の連続性を遮断する働きをします。

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