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2020/10/27

何のために理科を勉強するのか

自然災害に対応するため

理科を学ぶ理由の4つめは、自然災害に対応するためです。身をまもることと同じですが、①地震 ②火山の噴火 ③台風 に関する知識。これらを理解していれば、自然災害に対応できます。

そもそも日本は、世界でもまれにみる自然災害の宝庫です。理科を勉強しておけば地震が起きても、変に慌てることなく落ち着いて避難できるでしょう。たとえば地震の知識があれば、津波が発生するか否かもわかります。

初期微動と主要動の意味を理解すれば、緊急地震速報が地震後に遅れて届く理由が納得できます。

また天気図が読めれば、少なくとも天気予報士が言っていることが理解できれば、ずぶ濡れにならなくて済むでしょう。最近はゲリラ雷雨が増えています。水害に備えることもできます。

災害を回避するだけではありません。趣味を安全に楽しむことにも利用できます。黒潮洗う足摺岬は、私がイシダイを狙うホームグラウンドです。磯には大きい岩だけでなく、足下を洗う小さく低い足場もあります。

夏の磯釣りでは、はるか南の熱帯低気圧が、北緯何度の線を越えたら、中止の決断をするか判断できます。一般的な『風波』は恐くはありません。

しかし、熱帯低気圧(台風の卵)が生み出す『うねり』は、とんでもなく怖いです。低い磯では、床がセリ上がって、足のくるぶし辺りまでザザーッと洗うこともあります。流されかけたけれど、間一髪で助かった・生命に関わることも経験しました。

冬場の【西高東低】は、北西の暴風が吹くことも再々です。磯釣りのメッカと呼ばれる愛媛県宇和海で、どの向きの磯に上がれば良いか。気持ち良く釣りを楽しむことができるか分かります。もっとも、「風が福浦(吹く浦)」とも呼ばれる「福浦」は逃げ場がありませんでした。

《天気図を読む》~《等圧線の密度を理解し風向を読む》ことは、 『趣味を楽しむため』 『身を守るため』にも重要なことですね。

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