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サクシードブログ

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2022/7/23

2021年度全国学力調査を分析
①コロナ禍でも学力が下がらなかった理由とは?

②「全国学力テスト」は何のため?

③その目的とは?

④社会に通用する人材育成に向けた取り組みとは。

全国学力テストは、単に児童生徒の学力を測るだけでなく、教委や学校に、指導要領が目指すものは何なのかを、問題の形で具体的に示す意図も込められています。実際の授業場面が多く出題されているのも、こんなふうに授業を改善してください、という具体的なメッセージです。

新指導要領は、どの教科等も「知識・技能」・「思考力・判断力・表現力等」・「学びに向かう力・人間性等」という 「資質・能力の三つの柱」で統一的に整理し、教科横断の学びや、実社会や実生活と関わらせることも求めています。言語能力とともに、情報活用能力を、すべての教科等の「学習の基盤」と位置付けました。

「テスト」というと、つい一点でも高い点数を取るための勉強を思い起こしがちですが、あくまで正式名称が「調査」であることに注意が必要です。徳島県高校入試も、「入学検査」です。児童生徒にとっては、普段の授業をがんばることが第一です。学校には、情報通信技術(ICT)機器も日常的に使いながら授業を改善し、これからの社会に必要な資質・能力を育成することが求められます。 全国学力テストは、そんな狙いを目に見える形で示してくれるものなのです。

《参考資料 : 国立教育政策研究所「令和4年度全国学力・学習状況調査の調査より》
徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の個人塾・算数塾・数学塾)塾長

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