勉強へのやる気を出す方法
簡単に始められる内容が多いので、是非実践してください。
1.不要なものを視界から排除する
「やる気がでない理由」スマホやテレビ、漫画はもちろんですが、勉強関連の資料や本であっても、現在行っている勉強意外のものが、視界に入ることで集中が途切れてしまうのです。
数学の勉強をしている時に、英語の教材が視界に入るだけで、脳がその情報を処理する無駄なエネルギーを消費してしまいます。最低限、デスク周りは今こなしているもの以外は視界から排除するようにしましょう。勉強に集中出来る環境を作りましょう。
2.勉強時間の締めを区切って勉強する(締切効果)
「締切効果」とは、たまった宿題を夏休みの終わりギリギリに、これまでにないスピードで終わらせる人っていますよね。勉強時間に締め切りを設けることで、やる気を後押しし、さらに勉強に集中できるのです。
例えば、夜の21時までにこのドリルを終わらせる。または、朝8時までにこのページを全て暗記する。など、締めの時間を設定して、自分に課題を設けることで、いつも以上にやる気が出て、集中できるのです。
3.とにかく勉強してみる(作業興奮)
やる気がなくても、まずは勉強してみることで「作業興奮の効果」が作用し、やる気が出てくるのです。「作業興奮」とは、脳科学で言うドーパミンという、やる気成分が脳の側坐核を刺激することで出るのだそうです。わかりやすく言うと、スポーツする前に軽いウォーミングアップすることでやる気になってくるやつです。やる気がなくても、やってみることでやる気が出てくる。ということなのです。
4.目標を書き出す
勉強する目標が決まったら、それを書き出しましょう。人間の記憶はいい加減なので、せっかく目標を決めても、書き出してなければ忘れてしまったり、都合よく簡単な目標にすり替えてしまったり、なかったことにしてしまったりするのです。
中学受験で特殊算
塾に行かなければ特珠算は小学校で習いません。中学然りで、ある有名難関中学では、数学授業の初っ端なに、今まで受験で習った算数の解き方すべて忘れて下さい、と言われます。
中学以降は、方程式で解くからです。当然、中学受験で特珠算を知らなくても、高校、大学と進むに何ら問題はありません。それを、お受験塾で小学生には延々、時間をかけてこの特珠算を教えます。たとえば面積図、比、あまたの線分図…等々。考えかたさえ、きちんと教えればすべて方程式で解いていいです。
「消去算」は、連立方程式そのものです。りんご・みかんの絵を描いて加減法で消去します。子どもの貴重な学習時間をいかにこの特珠算を覚えさせるために費やしているかということです。これなら方程式を教えた方がどれだけ効率的かわかりません。
この特珠算をネタに、どうだ親は教えられないだろう、だからお受験塾じゃないとだめなんだと、「受験塾」を売りにしているようです。方程式の指導ならば、塾での膨大な特殊算指導時間からみたらどの親も容易に教えられるはずですね。小学校教育も小学校算数教育課程の革新を図って欲しいものです。
中学受験のために通塾した、しなかったで人間の価値に(高校、大学と)差がないことは明瞭ですから。意見としては、賛否両論はあります。
サクシードでは、中高一貫などに進む生徒には、ともに考え、指導します。お受験でない生徒にはあえて時間を割くことはしようとは思いません。
解法のテクニック
とにかく手を動かして下さい。何かにつけ分かっている数値を書き込んでみる。グラフや図形の問題を取り組む際に、じーっと凝視しているだけの生徒さんがいらっしゃいますが、そういった時間は十中八九無駄です。
わかっている数値を取り敢えず書き込みまくってみてください。分からない数字もxやyに置き換えてみて、そのxやyを使って他の数値を書き込んでみてください。そうすることで、思わぬ連立方程式が作れたり、ポッと答えが出たりするのです。
じっと眺めている間は何も進展しませんので、できる限りいろんなことを図形に書き込んで、答えに近づいてみてください。グラフ、図形を描いて、とにかく数値を書き込みながら解くことで、グラフや図形の問題がセンスや才能ではないことが分かっていただけると思います。
図は大きく、数字は小さく。図は見やすくするために、そして数値を沢山書き込めるようにするために大きく描いたほうが良いですが、数字は、できるだけたくさん書き込めるよう、小さく書いて下さい。ごちゃごちゃして、なにを描いたのかよくわからなくなっては意味がありません。
デッサンをしているわけではないのです、どういった位置関係にあるか把握するために描いているのです。シャカシャカ描かずに、一本線で丁寧に書くことを心がけてください。グラフや図形の問題は、センスや才能ではなく、作業量で決まります。
より多く手を動かし、より早く解答にたどり着くよう、努力しましょう。
図を描くことで、成績向上につながります
グラフや図を書くことが、問題の解答につながります。数学的にグラフを図示するための手順とポイントです。これらを常に意識して図示するようにしていれば、自然とわかりやすい図が書けるようになります。
注意することは、問題ごとに「数学的に必要なのは何か」は多少変化することです。例えば、面積を求める問題なら、交点や上下関係がわかれば頂点や極値は必要ないことが多いです。場合によっては、特定部分を大げさにして強調することも大事ですし、問題の本質に気付いているかが問われています。
描きながら、与えられた条件や座標をすべて、書き込んでいきましょう。書きながら、問題を解くヒントがつかめてきます。数学の試験では、図を素早くわかりやすく大きく描くことが大事です。綺麗に描くことにとらわれすぎて無駄な時間を費やしてしまっては本末転倒ですが。
最低限の数学的に必要な美しさがあれば、それ以上の綺麗さは基本的に必要ありません。実際、純粋なフリーハンドの図で困ることはまずないからです。曲線のグラフは力を抜いて手首を楽にして描いてみてください。
きっと、図を描くことで、成績向上につながります。
数学の「関数とは何なのか」について
中学高校の範囲での関数の定義とは「xの値が決まれば、yの値がただ一つに決まるとき、yはxの関数であるという。」とされている。つまりは何か値を入れたら、決まった値が返されるという関係性のことを関数という。
中学1年生で学習するのですが、念のために復習しておきましょう。「xの値を1つ定めると、yの値もただ1つ定まる」というのが「yがxの関数である」ということです。例えば…「1本x円のジュースを5本買ったときの値段がy円である。」としたときに、xであるジュース1本の値段が決まると5本分の値段であるyが決まる。このときは、「yがxの関数である」と言えます。
では、「x歳の人の身長はycm」としたときはどうでしょうか。年齢が決まったら身長も決まるのでしょうか?決まらないですね!このときは「yがxの関数である」とは言えません。次に「yがxの一次式で表される」というところですが、これは「y=ax+b」という式で表されるということです。一次関数とは「『y=ax+b』という式で表される」ということだと思ってください。
aとbには適当な数が入りますが、aは「傾き」または「変化の割合」、bは「切片」といいます。例えば、「300gある小麦粉をxg使ったときの残りyg」という文章を、yをxの式で表すとどうなるでしょうか。「yをxの式で表す」というのは「y=(xの式)」で表すということです。
これは単純に、「y=300-x」となると思いますが、これは「yはxの一次関数である」と言えるでしょうか。これは、「yはxの一次関数である」と言えますね!表した式をよく見てみると、「y=ax+b」の形になっていますね。さっきの式を変形させると・・・「y= -x+300」「y=(-1)x+300」つまり、aは-1で、bは300になります!「縦の長さがxcm、横の長さが4cmである長方形の周の長さycm」という文章を、yをxの式で表すとどうなるでしょうか。
これはyはxの一次関数であるといえるでしょうか。いえる場合はaとbにはどんな数字が入っているでしょうか。考えてみてください!