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2020/09/15

カール・フリードリヒ・ガウス

ガウスはドイツの数学者、天文学者、物理学者。彼の研究は広範囲におよんでおり、特に近代数学のほとんどの分野に影響を与えたと考えられています。ガウスは、「人類史上もっとも数学ができた人」と言われることもあります。

ガウスは言葉を満足に話せるようになる前から、計算ができたといわれています。彼がまだ3歳の頃、父親が職人達に支払う給料の計算をしていた時、彼は父親の計算が間違っていることを指摘しました。父親が驚いて計算をやり直したところ、息子が指摘した通りだったそうです。

小学生の時は、1から100までの数字をすべてを足してみよという課題に対し、1 + 100 = 101、2 + 99 = 101、…、50 + 51 = 101 となるので答えは 101×50 = 5050 だ、と即座に解答して教師を驚かせました。実際、算術の教師は彼の才能を見るにつけ、このような天才に自分が教えられることは何もないと言ったとか。

15歳の頃には、一日15分ずつの予備の時間を当てて1000個ずつの自然数にそれぞれ幾つの素数が現れるかを調べ、その次第に減っていく様子から、約100年後に証明されることになる『素数定理』を予想しました。

また、酒樽の体積を求めるにはそれをスライスした面の面積を調べて積み重ねればよい、という積分の概念にも自力で到達していたそうです。

【ガウスの名言】
・狭くとも、深くあれ。
・他の人でも私のように深く、絶えず数学的真理に没頭すれば、同様になることができるはずです。
・神は計算をされている。

ガウスもやはり『自然が持つ美しさ』を信じていたことが伺えます。

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