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2022/11/17

計算力について。
小学校6年修了時までに、
小数や分数の+-×÷がスラスラできるようにするのが、
小学校の算数教育。

図形をかけないと図形問題は解けない
①図形問題が解けることは小学校の算数だけでなく、中学、高校の数学でも大切になります。難しい図形問題を解けるようにするには、補助線を引いたり、立体を平面に展開したり断面図を描いたりするなどの、図形をかく感覚が必要になってきます。図形は、手を動かしてかいていかないと、上手く書けるようにはなりません。小学生のうちから、ノートに図形をかく習慣を身につけていくことが大切になります。図形の問題を解くときは、問題集やドリルに書き込んだりするだけでなく、図をノートに書き写して問題を解くような習慣をつけるようにしましょう。
②低学年は線を引く練習から低学年のうちは線を引く練習が大切になります。この時期に図形の名前を覚えたりする必要はありません。いろいろな形を作ることで、図形をかくことに慣れていくことが大切です。線を引いて、自分で好きな形をたくさんかくようにしてください。2年生では直線をかく練習をします。直線をしっかり書けるようにすることは、学年が上がってからの学習にも重要になります。定規で正確に長さをはかれるようにする練習をしましょう。三角定規、コンパス、分度器を使いこなす。3年生くらいから、三角定規、コンパス、分度器を使う機会が増えてきます。これらを上手く使いこなせないと、算数が苦手になってしまいます。これはテストで図をかく問題が出ても、三角定規、コンパス、分度器をうまく使えないと線がズレていたり長さが違ったりすると、点数が貰えなくなってやる気がなくなってしまうことになるからです。
③道具を使いこなすことが苦手な場合は、いきなり白紙の上で図形をかかずにプリントに書いたものをなぞって練習するようにしましょう。例えば、平行な線をかくときに、平行な線の上で三角定規を当てて練習します。三角定規、コンパス、分度器はお子さんが使いやすいものを選ぶことも大切です。角度をはかるときに分度器がずれてしまう場合は、出来るだけ滑りにくい分度器を選でみましょう。また、コンパスも人によって使いやすさが変わってくる道具です。綺麗に円をかけない場合は、いろいろなコンパスを試してみて、一番使いやすいものを選ぶようにしてみてください。
    基本は簡単に感じても、基礎は難しいと感じることがある。
                           基礎は大事な土台となるだけに、深く追究していきたい。

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