教室案内

2022/12/27

「教育産業」は保護者様へ不安を煽ってはいけない。
問い合わせのお電話で、「よその塾で今から始めないと間に合わないと言われた…。」とか「週に〇回以上通わないと合格できないと言われている…。」と言った内容の、塾に不安を煽られていることを相談されることが増えています。大手塾のような大企業が、広告合戦や入口と出口つまり入塾を増やして退塾を減らすことに大きなエネルギーを注ぐことも理解できなくはありません。地域密着型の塾は、そのような親御さんや生徒さんの不安を癒し、少しずつでも自信に変え、安心を提供していくことにこそ意義があります。もし「今から始めないと間に合わない」のであれば、それこそ一年中生徒を募集するべきではなく、「週に〇回以上通わなければ合格できない」のであれば、〇回以下の金額などチラシに載せるべきではないのです。
教育産業の本質はその不安を煽ってお金にすることではなく、その不安を癒し、安心に変えていくことにこそあるのではないでしょうか?不安を煽って、ストレスを与え、(企業が)お金を儲ける、という仕組みは意識しておいた方が良いと思います。どんどん教材を買っているようでは、費用もばかになりません。特に幼児教育系のものに、不当に高額なものが多い気がします。親御さんご自身が、明確な思考力と分析力(母なら直観かも~!)をお持ちになり、我が子を信じて生きてみてもらうしかない面はあります。
不安に駆られての塾通いと、我が子の可能性を伸ばすための積極的な塾通いでは、大きな差が生まれるのは必定です。
継続力の次は、「計算力」「読解力」が適度にあれば良いです。友人の息子さんは、ずーっと公文をやって高校生くらいまで続け、公立中→県立高校と進み、現役では大学に落ちたので、じゃあ浪人するなら一流大学目指すかと、Z会のみを宅浪でやって、見事合格しました。教育費としては、恐ろしくかかっていないことでしょう。公文とZ会だけでええんかい、となってしまうと、その辺の予備校や塾、私立小や前衛的教育法などは無駄に等しいです。サクシードのような存在も要らないでしょう。
才能に恵まれなくても、懸命に生きる姿を見せられると、やはり感動するし、人もついてくるし、その人間は幸せになっていると、自分の生徒を見ても思います。宣伝文句やらビジネストークに踊らされることなく、皆さんなりの子育ての本質を常に意識するようにして、日々の生活も塾通いもさせてみてはいかがでしょうか。
来年も相変わらずのブログ記事を継続し、時に生意気に、反対意見は考慮しながらも日々感じていることを、(中傷にならない程度に)そのまま本音で書かせていただきます。よろしくお願いいたします。
いつも読んでくださってありがとうございます。よいお年をお迎えください。

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