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2023/1/18

『気楽に反比例(小学6年)』
小学6年の比例・反比例について。比例の決め台詞『yがxに同じ値をかけたものであるとき、yはxに比例する』です。yはxに定数をかけたもの」です。だからyはxに比例するといいます。比例とはyの値がxの値に同じ値(定数)をかけてできたものをいいます。そして「yはxに定数をかけたもの」の言葉通りに式にしたらy=◎xと書けます。これで式は完成です。「比例って何?」の質問に比例の決め台詞はきちんと答えることができますか?比例の決め台詞が言えて(比例の性質が分かって)初めて反比例に取り掛かる必要があります。

◆反比例に進みます。乱暴な言い方ですが『小学生の関数(表、グラフが書ける式)には、比例と反比例しかない』ということです。大丈夫!本当のことです。もちろん中学校になったら放物線や円の式等は習います。高校では放物線の応用や三角関数、対数関数、3次関数、楕円等も習ってきますが、今はお子さんは小学生です。小学生の特権です。「小学生は比例と反比例しかないんだよ~♪」と心を軽くしてやる方が大事です。あれもこれもいっぱい考える事あるんだ~となると苦しくなる子がいますが、2つしかないんだと分かっていたら、心も軽くなり頑張れそうな気がしてきます。小学6年の問題…表に値をいれさせてみましょう。答えられたお子さんには、そのとき必ず出した値の根拠をきいてみてください。「どうしてその値になったの?」もし上手く値を入れられないお子さんには、「この表に何か規則性はないかな?」と投げかけてあげてみてください。そうすると、空欄の前の「xが4でyが6」「xが3でyが8」「xが2でyが12」と考えはじめると思います。このとき、無理やりに表の前の問題文を読ませることはないです。まず表から何かをつかむことをさせてください。「xとyをかけると24であることに気づいたら」この問題はほぼ理解しています。

◆「xとyをかけると24であることに気づいたら」次にこんな言葉をだしながら、印象付けてみてください。「この表は比例になってる?」「なってない」「なぜ比例ではないの?」「yがxの何倍になっていない」「yがxに同じ値をかけたものになっていない」ここで、比例について正しい理解をしているかどうかを確認してください。「比例ではないこのxとyの関係をなんて言うのか知ってる?」「反比例」学校で教わっているはずです※学校でまだ習っていない場合は、反比例はやらないでください。

◆小学生は、比例と反比例を2つを習う。だから、比例ではないって分かっただけで、反比例でないかな~っと考えて、それを確かめるといい。解いてみましょう。「x=6のとき 6×?=24」よってy=4。「x=8のとき 8×?=24」よってy=3です。「xとyをかけると24である」式にすると、x×y=24これを変形するだけです。x軸とy軸を書いて、xとyの値をきちんと入れてその点を滑らかに結んでください。滑らかに。決して定規を使って点と点を結ばないこと!!カクカクの線でかくと間違えです。あくまでも丸みをおびた柔らかな曲線です。

★反比例は「xとyをかけると同じ値である」!! ぐるぐるぐる…歯車のかみ合わせ(^_^)v

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