教室案内

2023/3/19

ちょっと一休み『a short rest』
▼保護者:『塾の宿題の量が多すぎて子どもが困っています。』塾はなぜ大量の宿題を出すのか?大手塾の宿題の量…なんであんなに多いんでしょう?ゲローゲロー。誤解を恐れずに言えば,「怖いから」です。物量作戦で行くしかない!ということになります。アレもやらせる。コレもやらせる。何でもやらせる。という感じになります。終いには毎年惰性で同じ宿題を配っているかも。本質的な思考に辿り着ける子は次第に減ります。大量の宿題はあまり意味がありませんし,むしろ逆効果です。溜まるのはストレスだけ。知識と知恵はふくらまず、イライラだけがつのります。全部やろうとすると,無駄な努力で空転を続けることになります。塾の授業だけを受けていても力がつかないのは,こういう理由です。

▼個人差はあるにせよ,お子さんが効果的に学習出来る量は限られます。深く本質を突いた学習が重要で,そうすれば大量の宿題は必要ありません。では,どうすればいいのか。塾だけではどうにもならないのが普通のお子さんです。必ず大人が助けなければいけません。しかし家庭教師代もバカになりません。だったら,親が勉強するしかありません。

▼佐藤ママの東大に入学させる教育
最もぶっちぎりな事例は,佐藤ママでしょうか。本当の意味でお子さんにとってのもっとも偉大な教師になり得るのは、今も昔も親なのかもしれないですね。お子さんともっとも長い時間を過ごすのは,親だからです。親が子に与える影響は良くも悪くも大きなものです。お子さんが2人以上の場合は,親が勉強しておくことのコストパフォーマンスは非常に高いと思います。佐藤ママは、息子3人、娘1人の子どもがいますがなんと息子は3人とも東大の理科三類・医学部に入学させています。どんな教育をしているのか?納得させられたのは次のような質問に対する両者の意見
Q.子どもが勉強しないがどうしたらいいか?
A.尾木ママ:1人でやれるようアドバイスをする
A.佐藤ママ:一緒に勉強する

▼全く違う意見ですが、これに関して佐藤ママのほうが正しいといえるでしょう。東大合格者は1人で勉強するよりも家族のいるリビングで一緒に勉強していた人が多いというデータがあるのです。その根拠も、母親と一緒に勉強して褒められるという体験が勉強をする意欲に繋がるんだとか。1人で黙々とやるよりも記憶に残りやすいですし。他にも共感できるところは次のような点です。
勉強部屋ではなくリビングで勉強させる。何度も間違える問題をまとめて、後で見返せるようにしておく(母親がやる)
手伝いよりも勉強を優先させる。受験に恋愛は無駄!その時間があれば参考書をやる。習い事は子ども全員同じ。

▼共感したのは東大に入るための教育法という意味でして、子どもに対する教育がこれでいいというわけではありません。確かに東大の医学部を出ればそれなりの病院で働くか、開業してしまえば将来は安定すると思います。さらに女性にもモテるでしょう。だから東大に入るまでは恋愛は無駄という考えもわからなくはないですが…こういう親を持ちたいかと言われると、幸せになれる選択肢を教えてくれる人に出会いたいですね。
数学の誕生によって社会は急速に変化した。その中でも社会変化に大きく貢献したのは微分積分複素数だろう。

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