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2023/4/13

◆数学で大事なのは「なぜ」という疑問を持つこと『論理的思考』
数学では、解があるかないかが重要になり、解があるのであれば時間を費やせば解くことができますが、解がないのに時間を費やして考えれば、それは時間の無駄です。まず数学では「存在」を考える必要があります。普通の数学の問題には”解”があるので安心して下さい。もし、解がおかしくなるのであれば、それは計算ミスです。存在問題の何が面白いのか?「できるとわかってるのであれば時間が解決してくれる」ということです。未来は変えられます。

こんな感じに、「存在問題」はやる気にもつながります。何かを成し遂げるには、まず、その目標が達成した時の自分を思い浮かべてください。やる気がみなぎってきます。不変的!数学において、何人の人が間違っていると指摘したとしても、論理的に証明できたのであれば、それは正しいことになります。
例えば、現代文の論述問題。採点基準となるキーワードなどはありますが、採点官によっては、満点という採点をすれば、減点する人もいます。同じ解答であっても人によって変わることはあるのです。しかし、数学は人によって変わることはありません。そこが数学の魅力です!不変的なのは魅力です。100人にみせたら100人とも同じ採点になるのです。皆さんは、時々ド忘れをすることがあると思います。その際、自力で思い出せたとき”気持ちいい”と感じることがあると思います。数学の問題が解けたときの感覚は、この感覚と同じだと思います。難しい問題が解けたときには、達成感・高揚感を感じます。また、数学の問題を解いてるときは、時間を忘れ嫌なことも忘れることができます。

数学が苦手な人ほど、自分の実力に見合ってない問題を解き、解答を導けない・解答を導いても正解ではないことに陥っているのではないかと思います。やはり、”解けない”という感覚を抱いてしまったら、数学を好きになることはできません。最初は、簡単な問題でもいいので解いて、正解をする喜びを感じることが大切だと思います。
”解ける”と感じれば、楽しさ・面白さを味わうことができ、数学に対する苦手意識がなくなると思います。

学校の先生に「最後の仕上げに、自分より理解していない人に向けて教える感じで復習しろ」と言われたことはありませんか?実際、この勉強の仕方は正しく、身につきます。同じ問題をもう一回解くというのはモチベーションが下がることもあるかと思います。あこがれの人や好きな人に「この問題がわからないんだけどおしえてくれない?」と想像してください。この方法の利点は、①やる気がみなぎる(モチベーションが下がらない)②人に教えるという状況なので身についているか確認ができる。

数学を学ぶ意味
よく子どもたちが先生に対して、「先生面積を求めて、何の意味があるんですか?」と聞く場面があります。子どもたちの言う通り、大人になって面積を求める場面なんて、ほとんどの人にとってはないです。しかし、数学の本質は答えを出すことではないのです。もちろん答えを出すことも重要ですが、一番大切なのは、答えを出すための”論理的思考”なのです。そして数学を学ぶことで”論理的思考力”が鍛えられます。

現在の学校の授業では、短時間で多くの知識を詰め込むものとなっており、ただ、公式を教え意味を教えず、問題を解かせていると感じます。実際、この方法は効率よく問題を解けるようになります。しかし、公式の仕組みや成り立ちの説明が不十分であり、多くの生徒にとって、数学はつらい暗記と計算科目になっています。数学で鍛えられる”論理的思考力”が育ちません。数学を勉強する際に、”答えの正解不正解”よりも、答えを出すために”どう考え、どのように解けばいのか”という”論理的思考”を大事にしてほしいと思います。
数学の場合、数学はできなくても算数さえできれば生きていくことはできます。数学の世界を知ることで、生活がより楽しくなるのではないかと思います。
最近は、「具体」←→「抽象」を行ったり来たりする力を、生徒にいかにつけさせるかってことにすごく興味がある。

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