教室案内

2023/4/15

=親も子もストレス耐性が低くなったかも=
「売り上げ至上主義か顧客優先か」
以前は「先生、うちの子ビシビシ鍛えてやって下さい」と保護者の方からお願いされることもありました。弱点を指摘して指導し、子どももドンドン精神的に強くなり、そして偏差値以上の学校に合格していきました。数年ほど前からストレス耐性の低い親や子が増えてきたように感じます。弱点を指摘すれば「ネガティブ発言は控えて下さい」。それでいて自分の偏差値よりもずっと上の学校を熱望する。手足を縛られて、どうやって志望校に合格させればよいのだろう。最初から「無理ゲー」感がハンパない。「子どもは褒めて伸ばす」この教育がいつの間にか定着しつつあります。『悔しい思い』『挫折』を乗り越えて、はじめて人は成長できるのではないでしょうか?なんにも乗り越えてないのに、誉めてほめて「幻の自己肯定感」だけ与えても、逆境に弱い人間ばかりつくりあげてしまうだけだろうと思います。受験は「親の胆力」も試されていると言えるようです。

集団指導塾は合格至上主義「より偏差値の高い学校に何人合格させるか」を経営理念としています。偏差値の高いクラスに指導力の高い先生を配置し、教務ノウハウの大半を注ぎ込んで塾全体でフォローするなど、偏差値が中~低のクラスと高レベルのクラスとでは全く違う対応がなされます。「どの校舎か」「どのクラスか」で受けられるサービスの質は異なることがほとんどです。「高偏差値帯の合格実績が、最も塾生の呼び水になる」からです。成績の良い生徒には授業料を免除して、宣伝のために囲い込むこともよくあります。偏差値の高いお子さまは集団塾のメリットを受けることが出来ますが、逆に偏差値の低いお子さまは対応が疎かにされてしまうことがあるため、集団指導塾を選ぶ際には慎重に検討するようにしましょう。

A教室長は、とりあえず上に指示されたことをするだけの教室長です。生徒1人1人はもちろん、講師1人1人を細かく見れていないし、生徒と講師の組み合わせもなんとなくの感覚です。教室全体の講師のモチベーションも低いので、講師は授業準備もあまりせず、楽しく生徒と会話して終了、ということも多い状況です。実際、バイトと割り切っている講師がほとんどです。A教室長に進路のアドバイスや我が子への勉強の相談をしても、一般的なこと(まずは基礎を固めて、それから応用問題をしましょうなど)などのアドバイスしかもらえず、我が子のことを全然把握してない・テストが返ってきたのに興味もなさそう、といった具合です。A教室長の教室に1年通っても、子どもは成績が上がるどころか、むしろ下がったり苦手意識が出てもおかしくないです。

実力のあるB教室長はノウハウや経験も豊富なので、講師も侮ったりしません。講師の授業準備が緩かったり、やるべきことができていないと遠慮なく、講師を叱ります。学生講師も「頑張ろう、しっかりやろう」と思います。逆にB教室長の下で1年通えば、点数が伸びて、お子さまも「勉強を頑張ろう」と前向きになることが多いでしょう。見た目には同じようでも、中身は違うのです。

見抜くときのポイントは「売り上げ至上主義か顧客優先か」と「ノウハウのレベルの高さ」の2点です。売り上げ至上主義については、必要以上の講座数を提案したり、不必要なオプション講座をつけようと強く勧めてきたりするかで分かります。お子さまにとって「本当に必要な講座かどうか」は保護者さまでは判断が難しい場合があります。「なぜ、その講座が必要なのか。講座を受講すると我が子が具体的にどうなるのか」を聞いてみてください。体験授業ではエース講師をあて、実際の授業は違う講師が担当するケースもあります。「実際の授業も同じ講師を当ててもらえるか」まで、必ず確認するようにしてください。

「解法わかるからいいや」という子に解かせると、たいてい計算ミスをする。
                「わかる」「とける」は別物。わかるは、とけるは

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