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2024/2/27

小学校の「算数」と中学校の「数学」は大切

「心底から理解出来ているとか、出来ていないなどの違いって何?」と思われた方の為に、初歩的な事例を挙げておきます。

小学校で習う「速度算」というものがあります。「公式とかやり方を丸覚えしてやり過ごした」という方も多いと思います。

これの「概念」そのものを知っていると、公式を覚える必要などまるでないと気づきますし、そもそも公式を頭に思い浮かべることがなくなります。

「速度算」に限らず、「割合」にしても「濃度」にしてもその他も、全て同じような話となっています。

重要なのは、これらの内容は「仕事」とか「勉強」のみで登場する訳では決してなく、職場を含む日常生活でも普通に用いられることです。

それは、「速度」とか「割合」とか「濃度」など直接的にそのような形をしていないこともよくあります。例えば仕事の予定を立てるとか、効率的な作業手順を考えるとか、そういった場面での「思考力」に形を変えています。

理解出来ているものどうしなら本質的な会話をして手短に結論や方針が得られる場合でも、相手が「理解出来ていない人」だと円滑に話は進みません。

仕事上の付き合いでそのような基礎的な内容に関して「全く話が通じない」と思われるのは、その職種がどのようなものであっても「大きな損失」と言えます。

「小学校の算数」と「中学校の数学」ですが、これが「高校数学」となると、かなり印象が違うように思います。

「高校数学」というのは内容にもよりますが、基本的にはより抽象的と言いますか、「具体的に目に見えるようなカタチのあるものとは異なる何か」を扱っているような感覚がより強いように思います。

「小学校の算数」とか「中学校の数学」というのは、大人になり生きていく上では就く職業や立場などに関わらず「必須のもの」ですから、義務教育の間に学んでいるのだろうとも思います。

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