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  • 小学生・中学生・数学・理科

    2022/8/3

    自然界の現象は数学によって表現できる
    自然界の現象はその多くが数学によってモデルが記述可能です。複雑な自然現象も、生き物の模様も、数式はこの世の秘密を知っている。大空を飛ぶ鳥の群れ。多様な雲のパターン。寄せてはかえす波の形

    これらの現象を解明する最新の方法が数理モデルです。様々な情報を数値と数式で表わし、コンピューターでシミュレーションすることで、ある現象の結果を予測したり、反対に原因を特定することに数理モデルは役立てられています。天気予報経済の予測などは、身近な数理モデルのひとつです。
    まだ16、17歳くらいの特に数学に興味も持たないような若者達が、かくも簡単に微分積分学を学べる時代になったということは、これまでに見てきた微分積分学の歴史を考えれば驚嘆すべきことだとは思いませんか?
    数学は社会の裏で私たちの生活を大いに支え、役立っています。皆さんが数学者になる必要はありませんが、数学が出来ると出来ないとでは職業選択の幅が大きく変わってきます(これは年収の幅にも直結しています)。そして自然界の現象はその多くが数学によってモデルが記述可能です。
    特に解析学(微分積分学など)の知識は分野を問わず役に立つ便利な道具なのです。是非ともこの学問の重みを味わって、先人達の苦労に感謝しながら勉学に努めてほしいと思います!
    《参考資料: 資生堂 PICK UP TECHNOLOGY 》
    徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の個人塾・算数塾・数学塾)塾長

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  • 小学生・中学生・数学・理科

    2022/7/30

    算数・数学の「思考力問題」対策出題が増えている
    思考力問題を解く力を身につけておかなければと思います。「思考力」ってどんな力なんだろうと悩まれてはいませんか?
    入試で問われているのは「論理的に考える力」、「根拠」を筋道立てて「結論」を導き出す力です。入試での思考力問題を解くポイントは、問題の中から必要な情報を見つけ出し、知識と組み合わせることです。「問題に示されている情報を見つけるところに一手間かかる」。解答に必要な情報を見つけるには、「問題を読み解く力=読解力」が必要になります。

    算数や数学では、国語のように、「作者の心情を読み解く」「作者の言いたいことを見つける」とは、ちょっと違います。見つけるべき情報は、「必ず知識とつながる」ことがポイントです。基礎・基本をしっかり身に付けることが大前提です。
    算数・数学の計算のきまりや法則、定理といった、基礎・基本の事項をしっかりと身に付いて初めて、「問題に示されている情報を見つける」ことができます。

    例を挙げてみます。「2つの直線が平行」→「同位角、錯角が等しい」。高校入試ではよく出てくる内容で、問題文には「2つの直線が平行」としか書かれていなかったりします。平行線と交わる直線でできる角、同位角や錯角が等しいことも、示されているわけです。このことに気付くには、「2つの直線が平行」とくれば「同位角」「錯角」が関係すると見抜ける力が必要です。

    計算の文章題では「読み替え」算数の問題で説明します。「Aさんは5枚のカードを持っています。Bさんから4枚のカードをもらいました。Aさんのカードは合わせて何枚になりましたか。」この問題の場合、「合わせて」「たして」に読み替えて、たし算にして計算します。このように、算数・数学で使う言葉や式への読み替えは、必ず出てきます。いろいろな情報が隠されていたり、つけ加えられたり、表現が変わったりしているので、それを見つけられるようにするためにも、基礎・基本をしっかり身に付けることが大前提です。
    徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の個人塾・算数塾・数学塾)塾長

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    2022/7/27

    文章問題を解くには、紙に書くなど具体化してみましょう
    算数の文章題に興味がわいてきたら解くためのコツを身に付けましょう。これは、算数だけではなくいろんな場面でも使えます。「文章に書かれていることを紙に書き出して、整理していく」方法です。これは絵でもいいですし、文章や表でもいいです。

    自分が好きなやり方で、文章で書かれていることを自分にとってわかりやすい形に分解し、整理して理解する方法です。低学年のお子さまだと絵でかいてみることがやりやすいかもしれませんね。頭の中で考えていることを見える化することで、文章の内容が整理されてわかりやすくなります。

    低学年よりは高学年で文章題を解けるようになる重要なコツですが、こういう見える化習慣は低学年のうちに育てておくことが大切です。そして、この見える化習慣がついていれば、難しい文章題に対しても苦手意識を持ちにくくなります。
    中学に入り数学を学ぶようになってもこの力は利用でき、近年出題が目立っている思考力問題といわれる読解力が必要な問題を解く力につながっていきます。
    徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の個人塾・算数塾・数学塾)塾長

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    2022/7/23

    2021年度全国学力調査を分析
    ①コロナ禍でも学力が下がらなかった理由とは?

    ②「全国学力テスト」は何のため?

    ③その目的とは?

    ④社会に通用する人材育成に向けた取り組みとは。

    全国学力テストは、単に児童生徒の学力を測るだけでなく、教委や学校に、指導要領が目指すものは何なのかを、問題の形で具体的に示す意図も込められています。実際の授業場面が多く出題されているのも、こんなふうに授業を改善してください、という具体的なメッセージです。

    新指導要領は、どの教科等も「知識・技能」・「思考力・判断力・表現力等」・「学びに向かう力・人間性等」という 「資質・能力の三つの柱」で統一的に整理し、教科横断の学びや、実社会や実生活と関わらせることも求めています。言語能力とともに、情報活用能力を、すべての教科等の「学習の基盤」と位置付けました。

    「テスト」というと、つい一点でも高い点数を取るための勉強を思い起こしがちですが、あくまで正式名称が「調査」であることに注意が必要です。徳島県高校入試も、「入学検査」です。児童生徒にとっては、普段の授業をがんばることが第一です。学校には、情報通信技術(ICT)機器も日常的に使いながら授業を改善し、これからの社会に必要な資質・能力を育成することが求められます。 全国学力テストは、そんな狙いを目に見える形で示してくれるものなのです。

    《参考資料 : 国立教育政策研究所「令和4年度全国学力・学習状況調査の調査より》
    徳島市・個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の個人塾・算数塾・数学塾)塾長

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    2022/7/21

    定期考査で数学の点数が悪かった・・・。
    中学・高校生にとって1学期最後の定期考査が7月に実施されたことと思います。次第にテスト結果を保護者に見せてくれなくなりがちです。「結果を見せなさい!」と強要する必要はありませんが、「期末テストはどうだった?」と関心を寄せていることを伝えましょう。

    そして、ぜひ数学に話を振ってみてください。社会で求められる数学的素養。学校での学習はどの教科も大切ですし、入試のカギは英語だと言われることもあります。しかし、今後の社会で必要性が広がっていくと思われるのが、数学的素養です。社会に出てから、教科書にあるような数学の問題を解くというわけではありませんので、「…的素養」としました。

    現在も、企業では数字をもとにさまざまな施策を判断しています。国や自治体も「EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。証拠に基づく政策立案)」という考え方で数字やデータを重視しており、この傾向は今後さらに強まっていきます。

    わかりやすい例として、飲食店を駅前に開業することをイメージしてみてください。
    ①どういう人がどういう時間に駅前を歩いているか、数的に把握する。

    ②営業時間やメニュー、味、値付けを決める。

    ③どういう人が通っていようと、自分が作りたい料理を売りたい値段で出す。

    どの選択肢が繁盛する確率が高いでしょうか。こんなことを考えながら仕事をすることが求められるのです。判断材料となるデータを適切に取り扱い、分析・解釈する力を養う「データサイエンス教育」を、文系・理系を問わず、必修科目とするところが年々増えています。「数学的素養」は社会でも必要とされているのです。
    【参考資料 : 情報サイト「大学のデータサイエンス認定プログラム」】
    個別指導塾サクシード(小学生・中学生・高校生の個人塾・算数塾・数学塾)塾長

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