大人になっても因数分解的思考は大事だと思う。
トライしてエラーした人でも
そのエラーから学ぶことで
経験したエラーが成功への通過点になる。
※高校受験の定員に対するオーバー数について※
▼オーバーする高校・学科…人気がある進学校だから、オーバーするのが基本のように思われるが、実際は実力が届かず仕方無く行く~落ち葉の吹きだまり。毎年オーバーします。常に定員を超えるのは実力不足生徒のたまり場です。他に持って行き場が無い。
◆市高理数科は毎年+1か、+2で終わる。高い点数を持っている上定員は40名と少ない。オーバーしてまで突っ込むのか?第二希望で「普通科」と書けるじゃないか。受け皿があるんです。但し学区規定があります。第二希望の普通科の学区内、学区外とともにどちらがオーバーしているか集計しているはずです。450点の生徒を不合格にはできない。普通科第一希望の生徒が定員内でも、トコロテン押しだしで落ちる。
▼定員マイナスの高校・学科…人気がないから定員に満たないとは限らない。レベルが高いから、行きたいけれど用心したい。結果、定員が埋まらず、今年の城東高校のように-5で終わってしまう。または、率直に人気がない・希望が無いから定員に穴が空く。北高・国際英語へ行って将来何の職業につくつもりなの?いまや大企業では、社内公用語が英語は当たり前。
◆国立大学・理工学部卒業した学生なら、専門分野の研究とともに英会話は普通にできます。ただ単に『英語』がステータスになるはずもない。専門分野に特化した英語の通訳さえもできません。外国語大学卒業しても就職に困る時代です。【中国語は需要が高いはず…今や世界の工場。15億人+華僑6千万人】
城南・応用数学…ただでさえ高校数学は難解。頭に『応用』がついて誰が行きたい?城北高校・理数科学も何をやるのか定かではないし(理数科の二番煎じ)
「定員オーバー」「定員不足」…それぞれに二通りずつの理由があります。
◇教師も保護者様も過去に学ばない。10年ほど前に、城東高校+12名…もちろんオーバー数全員不合格。翌年は-6だったと記憶しています。前年を経験した反動です。今年の城東高校はマイナスだった。過去を学ばなければ、また来年もマイナスだろうと強気な進路希望で、結果プラスでバタバタと落ちる様子も想像できます。
徳島新聞掲載の±など、なんの価値もない。価値があるのは、最終志願者数が確定し掲載される数字のみ。途中経過は、進学主任会を一日に2回、実施し検討・調整します。一晩のうちに刻々と数字は変動しています。ですから、ベテランの進学主任は、出願締め切り10日前に、城東高校+50~+80を見ても鼻で笑っています。「進路希望調査」です。保護者・生徒の希望をそのまま集計しているだけ。(合格圏内かどうかは関係無し)
「勉強の仕方がわからない」という中学生は悪いパターンに陥っています。
①闇雲に教科書を読んで満足している。もちろん教科書には重要なことが書かれています。、読むだけで理解できるとなると苦労しません。理解するためには、重要なポイントがどのように問われるのかも知る必要があります。その問題を解く過程も大事となります。手を動かして、指にマメができるほど解け!
②得意分野ばかり勉強している。やはり苦手分野を勉強するよりも得意分野を勉強する方が敷居は低く、取り掛かりやすいです。得意分野をもっと伸ばすことも大事ですが、やはり苦手分野も対策していかなければなりません。さらに苦手分野を放っておいてしまうとより理解が遅くなってしまいます。特に中学生は、1年生から3年生になるにつれどんどん内容は難しくなっていきます。1年生からの基礎が理解できていないと3年生の応用問題が全く理解できません。そのため、苦手分野もバランスよく勉強する方がいいでしょう。
③中学生の勉強のキホン。勉強の基本について確認しましょう。授業・教科書の内容を復習する教科書を侮って、問題集ばかり取り組む方がいます。勉強の基本は全て教科書に書かれています。教科書の内容を理解せずに問題集に取り組むと、ちんぷんかんぷんになり勉強が嫌になってしまうでしょう。教科書の内容をもとに学校の授業は進んでいますので、学校の授業を理解できると教科書の内容も理解できることになります。まずは授業や教科書の内容を復習し、さらに定着させるために問題集を解いていくことが大切なのです。
「トライ&エラー」の経験値が高い人は
必ず伸びてくると思います。
数学は問題発見・解決能力を養うのに役立つ
①図形やグラフ、式の計算など数学で学ばなければいけないことはかなり広範囲です。とはいえ、面積の求め方や複雑な計算なんて勉強したところで果たして何かの役に立つのか?学ぶ必要性がわからないと勉強に対するモチベーションも上がりにくいですね。簡単に言うと、数学は「問題発見、解決する能力」を養うのに役立ちます。
②日常生活における事例例えば、お菓子などを平等に友達と分けるときに「割り算をすれば分けられる」という思考回路は数学をやっていなければ出ません。この例はあくまでとても簡単な数学を使用した例ですが、中学で習う一次関数も、スーパーなどで買い物をする時など様々な場面で実は使われています。例えば、買い物を済ませた後にレシートを見返して、金額が違っているのではないかと疑問に思ったとします。あなたは、1個110円のりんごを5個と有料プラスチック袋を1枚10円で買いました。これを考える際に、110を5回足して、その後10を足すのもいいですが、一次関数を用いて合計金額 y=110×5+10としてあげると、一気に計算速度を上げられ、金額が合っているかどうか、確認することができます。
③数学で倫理的思考力(ロジカルシンキング)が磨かれる数学を通じて得られる思考とは色々ありますが、論理的思考力(ロジカルシンキング)もその一つです。社会人生活における事例社会人になると、論理的思考力を求められる機会も増えます。あなたが新しいプロジェクトを立ち上げたい時。コストも時間もかかるので、それに見合った価値/利益を出さなければ新規プロジェクトの立ち上げは認められません。ただ抽象的に「絶対に必要です!」と強調しているだけでもダメですし、感情的な理由だけでも説得力に欠けます。立ち上げの許可をもらう際には、プロジェクトを立ち上げた時に得られるメリットについて数的根拠を示しながら納得してもらう必要があります。
④論理的に順序だてて理由を示せるかどうかで結果に影響が出ます。一見、繋がりがなさそうな「数学」ですが、実は私たちは数学を通じて得た思考力を様々な場面で適用させているのです。数学をやる意味について考えてみて下さい。数学をやることで身に着く思考力を理解して、勉強のモチベーションアップにつなげてみてください。 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
負けるときは負けるべくして負けているのだろう 野村克也
「エラーしないためにギリギリ届きそうな打球でも見送る」
生徒じゃなくて、
「エラーしてもいいから届きそうにない打球にも飛びつく」
生徒に育ってほしい。
「見逃し三振」より「空振り三振」
危機感煽れば、塾屋が儲かる
①先日、親しくしている方がお見えになりました。
信頼している方なので、いろいろと話していると学習塾の話題に。「実は、私の前職は◇◇という学習塾で小学生の会員を増やす担当をしていました。その結果、私がいた教室では40名が95名まで増えました」どうやって増やしたの?「小学校3年生の子どもたちを集めて、難しいテストを受けさせます。平均点が30点程度でしょうかね」
②その裏番組で、保護者説明会の時、中学校入試について話をして「今の学校の勉強だけではなかなか難しいと伝えます」「テスト終了後、理科の実験をします。それを保護者には後ろから見学してもらいます。理科の実験ですから、子どもたちは楽しそうに活動し、それを見る保護者も満足な様子になります」それで?「その実験中に、テストの採点をして、クロージングの時に点数だけ伝えます。平均点が30点程度ですから、低い点数が出てくるわけです。『学習診断を受けますか?』と伝えるとほぼ全員が受けるといい、学習診断を受けるとそのまま入会します。こんな活動をして、小学生が95名まで増えたんですよね」
③なんだかなぁ。「私、そういうのがイヤになって、学習塾を辞めました。友人で、△△にいるのも、塾内の派閥争いに疲れて辞めたし、そこでは、大学生の講師が保護者面談で高校選びまでしているんですよ。分からないみたいだけど、本当にそれでいいんですかね」ネームバリューがあるというか、県内で古くからある学習塾というか、ブランディングが上手だというか、大手はすごいね。
塾講師こそ児童・生徒に寄り添うスキルを意識すべし!
サクシードの中2の女子の一人は、もう中3の因数分解の応用・証明も終えて、平方根・二次方程式に入る生徒さんがいます。
多くの数学指導をしてきた中での逸材です。常に『頭の中だけで処理しないで』『目で見て考え判断しなさい』…指導通り素直に遵守しているからです。
応用・文章問題を解く時には、計算紙にやや大きい長方形・円を描いて、目で見て考えています。
…ヨコから見ていて、「さすがやな」と感心しきりです。
図を大きく描く生徒さんはぐんと伸びます。作図は、フリーハンドで!!
数学はある意味文系科目。言葉が大切であるから。
現代文はある意味理系科目。ロジックが大切であるから。
九九は理系の算数ではない。
言葉遊びや文系の言語学の部類なのかもしれない。
やってはいけない勉強法
①「効率的に勉強したい!」と思っている人が多いと思います。しかし、勉強法を改善し、効率的に勉強する前に、まずは勉強時間が十分確保できているかどうかを確認してください。誰しも楽に、効率的に、短時間で学力を上げたいと思っていると思います。しかし、学問は客観的な事実として教えることはできても、学び方は主観的な感覚で自らの経験の中で身につけることも多いのです。例えば、効率的な暗記方法を教えて!と言われたとします。この時、成績を伸ばすための具体的な作業を教えることはできますが、暗記する感覚というのはなかなか言葉で表すことは難しいのです。
②だから、自分で「覚えるっていうのはこういうことか」という感覚を掴まなければ難しいのです。極端な話ですが、1日30分しか勉強しない受験生に効率的な勉強法を教えても、よほどの天才でない限り、その子の成績は伸びないでしょう。ある程度の「量」の中から「質」は生まれてきます。ぜひ、自分自身の勉強量を見直してみてください。脳は一度に複数のことをやることが苦手です。学校で先生の話を聞きながらきれいにノートを取ろうとすると、聞くことが疎かになるか、書くことが疎かになります。だから、どちらかに集中する方が効率が良いです。
③複数の感覚器官を同時に使うと脳のいろいろな部位が活発に活動します。例えば、音読は文字を見ながら声に出して読み、その声を耳で聴きます。目、口、耳を使います。一桁の計算は、問題を見て頭で計算して答えを書きます。目、手を使います。音読や計算練習は、スポーツだと準備運動にあたるらしく学習のはじめにやると、その後の学習効果が20%アップするという実験があります。複雑な計算は、ひっ算でやると脳が活発に動くけど、暗算でやろうとするとあまり活動しないこともわかっています。ひっ算では手を使うのでその分活発になるのかな?
④子どもたちの学習の様子を見ていると、数学が良くできる生徒さんほど手を動かして計算や図を書いています。一方、苦手な生徒さんほどジッと問題を見つめています。頭の中は見えないので、間違えてもどこで間違えたのかわかりませんし、脳が怠けているってことです。
時間をかけて努力して初めて、『自分の勉強法』を身につけることができます。
年号から西暦に変換したくなることがある。
例えば、令和4年は西暦で言うと
2“018”+4=2022年 となります。
(レイワ)
『伸びしろがたくさんある子』
①大きくなる程伸びていく子に欠かせない最後の条件は『のびしろがある』ということです。成績が良い子でも、すでにその時点で『のびきったゴム状態』になっていたのでは、その後の『伸び』は期待できません。それでは、この『力の余裕』は、どこで生まれるのでしょうか?もちろんこれは『時間』が生み出す余裕です。お子さんによっては、習い事が多すぎて、ろくに遊ぶ時間もなく、次から次へと、追い立てられる様に、塾から習い事へと移動していきます。
②人間とはよくできたもので、次にまだ仕事や習い事があると、無意識のうちに力加減を調節しています。つまり習い事が多すぎる子はどの習い事へ行っても力半分でやっていて、決して全力を出さないようにしている…そうでないと、心身共に消耗してしまうのでしょう。どの子も持っている『知的好奇心』というのは、あれもこれもと おぼれる程させても逆効果で、むしろ少なめに与えた方が、『もっとやりたい』『できるようになりたい』という積極的な気持ちと共に育てていけるのです。
③売れっ子のタレントの様なハードスケジュールの中では、子どもの可能性を大きく引き出すのは無理でしょう。習い事は、学習塾を入れて3つまで。大人になった時、勉強以外にもう一つ、“特技”とよべる、自分にとって生涯をとおして楽しめることがあれば、それで十分ではないでしょうか?子どもを伸ばす秘訣は『緊張と弛緩』です。あれもこれもと欲張らず、そのかわり習わせてもらっているものは、コツコツと大きくなるまで続けていける様に、毎日、きちっと取り組ませる事。そのためにも、お子さんが勉強でも習い事でも全力でやれるような、『心の余裕』を与えて下さい。
④質の良い知的な取り組みを選んで、それを毎日コツコツと子どもが、がんばって続けられる環境を整えてやる。日々の取り組みもやり方が大事で、だらだらしないで集中的にやったあとは、子どもが好きなことの出来る時間として開放してやって下さい。やるべき事はきちんとやるけれど、まだまだ伸びる部分がいっぱいある様な育て方が理想です。子どもの成長にかかわることができる時間は限られています。
どうか丁寧で優しくて子どもの生きる力に繋がる子育てを一緒に考えていきましょう!