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  • 小学生・中学生・理科

    2019/04/10

    個性と個別
    学校教育・塾指導ともに、小・中・高校生がより上手く理解する手法とは難しい課題です。
    ある生徒さんに行った指導が他の生徒さんにうまく行くとは限りません。
    全く同じ内容を生徒の発達段階や学習能力に応じて、編成した教育計画(カリキュラム)であっても
    指導者によって出せる効果に違いが出てきます。
    集団(2人3人以上)はなおさらです。
    ある学力層に視点を当てて指導せざるを得ないのです。

    一人に集中する時間とともに、焦点の当て方は様々です。中間層に当てれば、上位の者は退屈します。
    下位の者は理解できないで座っているだけの「お客さん」。
    それを補い軌道に乗せるのは自宅での取り組みということになります。

    集団指導よりも個別が「結果」を残せるのは、そこに原因があります。

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  • 小学生・中学生・理科

    2019/04/09

    中学受験「小町算」

    ◆小野小町のように美しい数式という事で、『小町算』と名づけられました。
    ◆容姿端麗で、エジプトのクレオパトラ、中国の楊貴妃と並び、世界三大美人と呼ばれています。
    ■深草少将は、小野小町の下に九十九夜通いつづけた挙げ句、行き倒れて亡くなります。

    おもしろくて時間のたつのも忘れてしまうので、知らないうちにおばあさんになってしまうという意味。
    小野小町の歌「花の色はうつりにけりないたづらに、我が身世にふるながめせしまに」から。

    小町算(こまちざん)は数の遊びである数学パズルの一種。
    江戸時代の庶民の楽しみとして、下のような計算パズルを考えたものが始まりです。
    1□2□3□4□5□6□7□8□9=100
    この小町算は、上の式の□の中に、+、-、×、÷の演算記号か空白を入れて、答えが100となる等式を完成するというものです。
    方程式などは解法が研究されており、虫食い算、覆面算も手がかりを探して絞り込んでいけますが、小町算はそのような解法はなく、ひたすらトライ&エラーで答えを探すしかないのです。
    これも中学受験算数の一つです。 小学生も大変です。中学や高校生は解けないでしょう。決まった解法がありません。

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  • 小学生・中学生・理科

    2019/04/13

    中学受験「等比数列」
    ①2, 4, 8, 16, 32…
    ②1, 3, 9, 27, 81…
    ①は初項2に2をどんどんかけていった数列で、②は初項1に3をどんどんかけていった数列です。
    (初項とは、数列の最初の項)
    「初項aにある一定の数rをかけ続けていった数列」を、等比数列といいます。 この「一定の数」のことを、「公比r」と呼びます。

    「初項a」「公比r」だけを明確に理解すれば一般項anは求められます。
    初項aと公比rだけわかれば、何番目に何の数があるかがわかります! この、「n番目」の式を、「一般項n番目」といいます。
    たとえば 3, 6, 12, 24, 48… という、初項3、公比2の等比数列があるとします。 この等比数列の一般項n番目は 3×2の(n-1乗)です。

    つまり、(n-1)が植木算です。気がつかれたでしょうか。乗じた数は、項の数(植木の数)より1少ない。
    小学生の中学受験で必要な数列は、5種類と言われます。等差・等比数列ともに植木算と関係が深いのです。(公立高校入試は等差数列と平方数列のみ)

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  • 小学生・中学生・理科

    2019/04/11

    「和算」と中学受験「植木算」
    和算は日本の歴史と文化が育んだ日本独自の数学です。その内容は非常に高度なものであり、西洋数学(洋算)と比較しても勝るとも劣らないものです。
    鎖国政策の江戸時代に、外部の影響を受けずに庶民の趣味・娯楽として花開いた伝統文化です。 同時に、庶民の生活の中に溶け込んだ実用数学いう面も併せ持っていました。

    ねずみ講の「ねずみ算」を始めとして、高校入試頻出問題である「旅人算」、パズルとして今も親しまれている「小町算」。小学生の中学受験には和算がよく使われています。

    小学校の授業の教材として扱われる「鶴亀算」など、これらの「○○算」といった計算法とその発想は、
    『算額』と呼ばれる額(絵馬)に書き込まれ日本全国に広まりました。

    植木算もそうした和算のひとつです。その名の通り、植樹に関わる計算方法です。
    江戸時代の植木職人は経験的に身につけていたと思われる実用的な計算方法なのです。

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  • 小学生・中学生・理科

    2019/04/11

    等差数列は植木算かもしれない!?
    附属小学校で学ぶ「植木算」は、中学校の規則性の問題を解くにも大きな役割を果たしています。
    等差数列とは、「同じ数ずつ増える」という最もシンプルな数列です。
    1,2,3,4,…,とただ数を数えるだけのものも、「1ずつ増える等差数列」です。
    速さの問題でも、「〇mずつ進む」という考え方は等差数列と同じです。

    お子さんは、「規則性の問題だとなぜか少しだけ答えがずれていることが多い」という経験はないですか?
    実はこれは、「最初の数」をちゃんと考えに入れているかどうかの違いです。
    日暦算などでもよくあるのですが、規則性で少しずれた答えを出してしまう子は、
    「何日後」と「何日目」では意味が違うのを区別できていない可能性が高いです。

    最初の日を日数に入れるかどうかのところで、自分がどっちの考えをしているのかを判断できていないのです。
    また詳しくは次回に。実は、高校の等比数列も植木算と関わっているんですね。大切な内容です。

    画像は「きょうこ先生の受験算数」♪

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